2018年1月発刊の椅子張り用 新レザーサンプル帳 Furnishing Leather 18-21
新商品開発 アナスターシャ について
137cm巾のレザーは、122cmに比べると、最初に意図したデザインと比較するとデザインの再現精度が低くなりやすい。 幅がある分、製造中の熱やたるみの影響を少々強めに受けるからです。 そういう意味では、シボによる柄物が中心になりやすく、インテリア系の会社が企画すると、レザーデザインのプロの目からしたら、おもちゃレベルのデザインが殆ど。 この程度で、良くデザインというわ!というと怒られそうですが、プロの目は何が簡単で何が難しいか等の要素が入るので視点が違うんですね。
綺麗な柄で綺麗な色、そんな程度で評価されたら我々プロは恥ずかしい。 言われたくない褒め言葉ですね。 実際は、色は綺麗でないけど、柄も飽きないし、長く使えて安心だわと言ってもらう方がドラが大きく叩かれたように心地良い。
アナスターシャは、シボは誰でも作れるようなものですが、それにプラスして、光の反射を加えています。 更に、柄は古墳などにあるようなかすれた線で、ツタ柄を加えて、椅子のサイズや椅子向けにまとめています。 柄は、イスタンブールの遺跡を取材した時にかすれ感でヒントを得ています。 弊社のデザイナーが、私からかすれ感が違う!っと30を超える数十回もダメだしをくらって、大変な思いで作業してくれたものです。
結果的に、満足行くデザインになりましたが、137cmである苦労を表現したく、12%幅広というロゴを考えて、実際に12%のコストダウンが出来る旨を明示したわけです。 色は、実際に椅子に張ってみて、良かったものに絞り込んでいます。 バリエーションを赤青黒の様な解釈はせず、バリエーションは張ってかっこいいモノという解釈にしていますから、何でこの色なの?と聞かれても、カッコいいから張ってみてよ。というしかありません。 実際かっこいいですから。
椅子資材開発30年、日本一の椅子資材を開発する部隊の指揮者が、すわる、ねるの2つの姿勢を通して、商いの目で様々な出来事をつづる、思いあるブログ いすのことなら 椅子の張替えの話題や新規の案件、レザーとは、テキスタイルとは、椅子とは、すわるとは、ねるとは、様々な話題で楽しめます。 あしたは晴れかな曇りかな。
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