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2017年4月12日水曜日

2017年ミラノサローネ メモ1

2017年のサローネは4月頭の開催でした。 中国の南通シンコーの先期の決算報告、利益処分などを決める大事な董事会が4月の頭なので、時間的やり繰りに苦労。 中国ーイタリア―日本ーベトナムという具合。 日本の留守する時間も多くなり、移動だらけで身体が悲鳴を上げてしまいます。


私は4月5日水曜日の朝から会場入りの予定が、5日は朝からミラノの地下鉄がストライキ。 最初は、駅が開いていて、改札が受けつけないので、故障と思って。 次の駅へ歩くと今度は駅が開いていない。 これもあることだ。 では、また次の駅へ歩いた。 その駅に着く前に大量の人だかりが見えてきた。 どうやらTAXIを捕まえるために並んでいる。 そういえば、この国はストライキ多かったんだわ、、とやっと気が付く。 気が付くというより、ああ、出たよ、ザッツ、イタリアーノ!!

最初はタクシーを捕まえる気でいたが、お隣の国の人たちが割り込むわ強引だわ、おまけにそこに劣らず人口の多い国の人たちも自己中で割り込むわ強引だわで、おじさんの私には全く無理。 此のままでは昼を過ぎてしまうということで、Goolge Map!!! 会場付近を差して検索!! 前日空港まで迎えに来てくれたイタリア人のアナスターシャにSIMを手配してもらっていて助かったわけです。 SIMも言うとおりに買ったのに、チャージがされていない。 これも彼女がオペレーターに繋いで、クレームして直してくれています。

Google Mapによると、2㎞程歩いたバス停から会場の西まで528号というバスが走っている! まてよ、ATM(ミラノ交通)がストライキだとバスもだめか、、、、まあ、ここから抜けた方がタクシーは捕まりやすいだろうということで、その2㎞を歩き始めた。 途中でタクシーに乗ることなくバス停につく。 時刻表を見ていると、イタリア人の爺さんが寄ってきて、何処に行くのだ?と聞いてきたので、サローネだというと、このバスではなく、ここを500mあるいて右に行ったバスだという。 OKグラッツェといって、ニコ顔で返す。  そして、当然、その爺さんのいう事を無視る。 今まで、寄ってくる爺さんのいう事を聞いてまともだった経験がないからだ。 1分もするとバスが走ってきた。 お客は3人だけ。 途中誰も乗ることなく、Google Map と GPSで確認しながら、駅に着くのをまつ。 見てきた、見てきた。 会場西側にあるピサの斜塔のようなNHホテル、だだっぴろい駐車場、その向こうに会場群が。 降りたバス停は殺風景であるが、会場まで粗5分の良い場所だ。 何しろ、混んでいないのでスリの危険が無いのが良い。 (数年前に地下鉄でスリにあって酷い目にあった。 スラれるのはあほだと思っていたが、20回以上もイタリアに通っていると確立は上がるということか。 10人組み位のスリ集団に同時に4-5人が財布を抜かれた。)

帰りを確認すると、ホテルの真横も通っている。 地下鉄を乗り継いでいくより安全安心だ。 結果、滞在中全てこの528号バスの世話になった。 来年からは、駅近に拘らず、バス停近くでホテルを取った方が安心で馬鹿げすぎてる高額化したホテル代を少しは抑えられるので良い。 バスで移動は是非、メモしておこう。

会場は、ここ数年目立っていた丸いテーブルが主流になっている。 小さいのは30cm直径位、大きいのはチャイナテーブルで中のテーブルが回転する。 メラミンなんてなくて、大理石や木や皮革でテーブルトップを飾っているし、小型では鉄板メッキも目立つ。 どれも触ると、柄の目のデコボコが感じられるのが特徴。 見た目ではなく質感勝負のイタリア家具。 写真で取っても、それを見ても意味がない。 座って、触って、感じないと。 数年前のピアノ塗装でつるつるに仕上げるのと対照できでもある。

結果、スツールも丸トップで、太鼓部分が膨らむようなデザインになりやすい。 小さい椅子ではボリュームがないと丸テーブルがクズにみえてしまう。 横幅が60cm以上80cm位の椅子では、背のトップを小さくして、足をできるだけ細くするとこの丸テーブルとの相性が良くなる。 日本の業務用の椅子では、ぼてこいし、足が短い分、丸テーブルと会うと思えない。 こういうケースでは、日本では取り入れられても主流になりにくい。 一過性の波というか。 それでも、丸テーブルだらけだ。

つづく

引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。