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2019年11月11日月曜日

消費税と生活

消費税10%への増税に対応し、弊社では20代の若い子で年間20万円弱、それより上の世代でも年間10万円弱の給与アップに踏み切った。 人が入らないからという理由ではない。 給与を上げたところで、その能力に見合わない人は、結局の所続かないから、その人たち向けの対策ではないのだ。 そもそも、出来る人はどんどん給与が上がる仕組みにしてある。 出来るから貰える人は、貰っていると他の人には言わない。 貰えない人が不満を口にする。 そんな所だ。 

単純に、私が入社した27年前は消費税3%、安い飲み屋であるが週に数回飲み歩いていたし、貯金もせずに食べて飲んで、ゴルフして麻雀して使い果たす、それが楽しみだった。 そうして、社会のルールを知って、もうちょっと大人になったら、給与も上がるし貯めれば良いや、それで十分だった。 消費税10%。 そこから7%も上がったら、単純に当時の手取りに7%を掛けたら、相当な額だ。 そんな楽しみなど出来たはずがない。 荷物纏めて、アメリカに戻っただろう。 逆に言えば、今の若者に消費が出来るわけがない。 そもそも、マイナススタートで、お金を生む資産がない。 政府は若者が夢を持てるような政策というが、詐欺レベルの2枚舌と言っても良い。 所得税、住民税、社会保険負担、散々払った残りが更に10%税に回るのだ。 夢を持たせたいなら、税を下げて資産作りをさせてあげ、その収益で暮らしに余裕ができてこそだ。

私は、消費税10%の支持者だ。 赤字を何とかしなくてはならない。 それには財源が要るからだ。 まず、消し込んでしまう。 その理屈での支持者だ。 しかし実態は、使うために上げるというだけ。 返済する気はない。 人口も減っていく。 官僚を含めた政府の人数は変わらない、つまり、サービスは厚くなる一方。 諦めるサービスを明確にしないのは卑怯だ。 だからこそ、若い人、私の会社で働く人の政府に対する無力感を何とかしたい。 それが給与アップの主な理由。

しかし、わが社とて、財源が必要。 それには、人を増やして、売上を維持して利益を確実に貰う事。 未だに、引き取りが明確でない在庫を持って、大手に販売している。 この無駄が減れば、十分に財源になる。 それを取り組むのは大変だろうが、重みは給与を上げてもらった社員本人に戻っていくわけだが、これは致し方がない。 水の出ない井戸から、水を分配は出来ない。 皆、とにかく、使うお金がない。 現代の経済学では、働くお金よりも、資産が生むお金の方が多いと言っているのに、資産家を増やそうとしない。 資産が増える前にとってしまう。 これでは若い人が資産家になる夢を持てない。 働く汗で、資産形成がされる世の中になるべきではないか。

引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。