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2018年12月25日火曜日

2018総括? 振り返れば、災害と運送問題で日本経済沈没

2018年は、兎に角、災害が多かった。 弊社の本社も、9月の台風で看板や屋根の一部がはがれ落ちて、12月の今現在も工事待ちの状態。 幸い、ケガ人が出なくて良かった限り。 1月中旬から足場を組んで、看板の付け替えと屋根の修理が開始されると報告あり、安心するも災害だけは予定に入れることが不可能。 仕入先やお客さんでも同様だった。

運送問題は、来年も続く。 値上げや荷物をもっていかないという交渉が、年明けからもあるとか。 既に、値上については限界値を超えたので、海外で製品にして、コンテナで一括納入という会社が増え、中小の物づくりは益々難しくなるし、倒産も増えると予想しています。 株が下がる要因には挙げられていませんが、私どもは運送会社の対応がおかしくなった時点で、景気の流れが変わると理解していました。 消費型では日本は生きていけません。 資源があまりにもない。 輸入して加工して輸出する経済で、国内需要が生まれている。 運送が日本経済の血流という気概がなくなった今、行きつく先は理解しやすい分、悲しい限りです。

実習生の受け入れ拡大も、酷い内容です。 強い業界団体は許され、そうでない業界は受け入れ不可能です。 特殊技能と位置付けますが、大手の流れ作業のどこが特殊なのか。 中小の方が小ロット多品種で、俄然特殊技能が必要です。 それに、レジ打ち程度の能力の人は要らないといいながら、日本に志を持った外国人の学生さんがアルバイトしてくれて成り立っている。 もう、コンビニ店員を日本人がやらないではないか。 何のための実習制度か、この時代に建前で顔色をうかがう政治が理解できない。

飲み屋で、隣の年配の方が、コンビニは外人だらけでよ、おかしいよな!と言っていたが、志をもって日本で、大金を使って勉強している彼らの方が、海外へチャレンジできもしない、権利バカリ主張する日本人の同世代の方がおかしい。 アメリカの弁護士の卵のドラマで、数日寝られない程の調べものが出来ないと言ったら、明日から来ないで良い!と言い切られていたが、弁護士だけでなく、プロの仕事は皆共通だ。 アメリカにいた時代は、それを沢山みてきたし、それを乗り越えて始めてキャリアが構築されている。 欧米では、これだけしか働かない、日本もそれを見本にしろなんて、そんな、データでどうして一番になれるか。 経済の強いアメリカのような、実力社会の部分は全くマネできないくせにだ。 国際競争の中に、日本がいることを忘れていること、それを懸念した2018年でした。

引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。