2018年1月発刊の椅子張り用 新レザーサンプル帳 Furnishing Leather 18-21
新商品開発 カフェフォルテ・モコモ について
絞=シボ=皮革の凹凸 ここでは、PVCレザーの表面をシボと呼んでいます。
基本的には、本物からシリコーンで型をとって、型押しロールに直すのですが、本物からですとロール状に直したとき、一回転した上下が会わない、また、左右の繋ぎ目が合わないのと艶が違うなどが発生し、難しいを極めます。 シリコーンは正確に読み取るので、人工的に加えて均してしまうと、手を加えた所が不自然になるのです。
カフェフォルテ・モコモのシボも、実際にキルトをつくり型をとるのですが、説明以上に難しいのです。 リアル過ぎると偽物っぽい、こういう現象も起きます。 対象物を見て、実際にロールにするには、どれくらい難しいかを含めて、ジャッジします。 ですから、私も経験を積む為に、ホビーとしてシリコーンの型取りをします。 普通、そう聞くと、皆さんはアクセサリー作りや模型づくりと思うでしょう。 私の場合は、深い意味なく、面白そうなら型をとって、ロール化するにはどうしたら綺麗になるかを考えるだけ。 例えば、ピザでマヨネーズたっぷりのをみると、そのモコモコを取りたくなったり。 亀の甲羅とか、ステンレスのキズとか、何でもです。 最近は、見るとロール化した後の想像ができるレベルが高いので頻度は減っています。
カフェフォルテ・モコモについては、元が無地のフラットなシボですが、張ってもらうと”良いね”ですが、中々張ってもらっていません。 そこで、モコモコ感を持たせ、カジュアルの安物っぽさを消すために重厚な色を重ねています。 シボの低い部分が強調され、高低差が錯覚で生まれます。

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