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2020年10月9日金曜日

La Banda ラバンダで聞かれる紡毛と梳毛

 La Banda ラバンダ(ウール30%、アクリル70%)は、なぜチクチクしないのか。 そんな質問が来たという。 ”そういう風に作ったから画期的です。”と応えたそうであるが、プロに対するプロの回答とは言えない、恥ずかしい話なので、ここで記しておきたい。

織物は歴史が古く、素材による発展が、商品群の発展又、産業の発展につながり寄与してきました。 天然素材の主流時代から化学繊維の主流時代、それぞれの繊維で革新が繰り返され、風合いや見た目、巾などが改善されました。 昔は着物の反物巾ですから、それから、90㎝や100㎝、1110㎝、120㎝、140㎝と広がったわけです。 広がると、横糸を飛ばす距離が長くなるので、機械の進化が必要だったわけです。 椅子張りは、現代の椅子のサイズから137㎝巾でないと取り都合が悪くなり、加工場にとっては扱い悪い、捨てる部分が多くなり、誰にもやさしくありません。 今日では、レザーでさえも137㎝化しています。 薄いジャガードでは、5mの巾を織れる織機で、1.5mの織物を3つ同時に織ることもある位、時代は変わっています。 機械の発展のみならず、今では用途に合わせた開発が進み、機能を持たせた織物が持てはやされています。

そもそも、日本の歴史で大きく分けると、産地で綿織物、絹織物、毛織物、と3つのカテゴリーがあって、それぞれが影響しあって地域性も兼ねて独自に発展してきたと言って良い。 化学繊維でも特徴がある産地のカテゴリーはあるが、論文を書いているのではないので、ここではLa Bandaが、毛織物のカテゴリーにあたるので、”だいたいは”という簡単な説明でそれを紹介したい。

毛織物は、ここ、尾張地区である尾州が主力です。 毛織で爆発的に地元経済が発展した時代がありました。 トヨタは、元々織機を作っていた会社です。 数々の技術を発展させ、自動車産業が主力となっているわけです。 それは大きな例ではありますが、小さな技術革新から科学的な管理まで、何処の会社でも発展と生き残りをかけて常に新しい商品を世に送り出してきたのです。 沢山の良い椅子張りもありました。 殆どが、価格競争に巻き込まれて失っていきました。

さて、毛織ですが、たったの二つに分かれると言って良い。 紡毛織物と梳毛織物だ。

紡毛も梳毛も、元々は輸入した毛から不純物を落とし、糸にしていきます。 どちらも、毛を一面に並べて整えて、それを縦筋に束ねて一本の弱い糸にしていきます。 綿でいうカード工程の様なものです。 紡毛はそのまま糸にし、梳毛は櫛でとかしてから糸にします。 紡毛は、毛方向がバラバラのまま、撚りにかかり、中は空気が多くてふわっと、外はトルクが掛かって毛を抑えます。 従って、チクチクする分、空気があって保温性がよく、冬のジャケットやコートなどに向いています。 毛が出ている織物ですね。 

梳毛は、櫛でとかすので毛方向が一定になる分、撚糸で中から外までトルクがかかりすっきりした糸になります。 普通に膝掛やサマーウールであったり、通気機能と湿度調整機能を利用して夏でも快適です。 一般スーツの様な感じですね。

つまり、La Bandaは、梳毛系の織物で、輸出入の関税を決めるHSコードにおいても紡毛系織物とは全く別な番号となる、別物なわけです。 梳毛は、毛方向を丁寧に整えて、ムダ毛を落とす違いがある。 犬や猫の毛が抜ける時期にとかす、ああいうイメージです。 従って、梳毛は紡毛よりもムダ毛がそがれる分、同じ量から作る工程で原材料が減ってしまいます。 同じ太さにするには、もっと原材料が必要でコストが掛かる製法です。 勿論、くしに付いた毛は捨てずに戻すので原材料の無駄はありませんが、毛足の短いかたい毛は、梳毛にならず違う用途、紡毛やワタとして使うことになります。 

梳毛系というのは、アクリルも入っていますし、使用する機械が昔と違ってリング紡績機とは限らないからです。 梳毛で、紡毛っぽくつくれますし、その逆もできます。 梳毛専門店が紡毛が流行ると紡毛っぽく作ることもあれば、コスト問題でとか、理由は色々あるでしょう。

2020年10月1日木曜日

レザーの類似品についてのページ、サンプル帳に入れました。

 レザーの総合サンプル帳の企画が終わりました。 コピーはしないで下さいという日本語と中国語のページを、いつもの通り入れました。 これが企画の締めくくりです。 大抵の場合、コピーは、日本人が海外の工場に依頼しているという事実です。 大抵、技術途上国では、私が技術指導をしているので、それら工場に依頼が来るのを把握しています。 その証拠を持っていますが、日本では、お客さん又はその関連であるため、言うに言えないだけです。

私の作るPVCレザーは、枠的な規格は数種ありますが、代表なのが発砲体があって、1mm厚のエンボスタイプ。 裏張りは、細分化されていないメリヤスを使用します。  
同じ絞で、同じ色の商品はコピーとなるか、不当競争になるかといえば、それだけではなりません。 樹脂の配合やその生成プロセスで特徴が変わるからです。 化学品であるだけに、見た眼は一緒。 同じカプセルのサプリで中身違いという、高度にそっくりなレベルでの話し。 それで、本社に赤外線分光試験機を導入し、試験して、分子の数量で偽物か本物か見分ける仕組みを10年前に作ったわけです。

実際に、皆さんが海外品と比べて、シンコーのレザーは破れない、クレームがない、海外品より遥かに長く使っていると気が付いていると思います。 知恵に知恵を入れて、同じ商品でも日々改良に改良を重ねて、コストが途中であがろうとも、問題点を減らしていっているからです。 作って終わりではなく、作ってから更に高めている、そういう企画をしています。

今でこそ、織物を携わりながらも素人化している人が多いので、この話が判るか疑問ですが、何処のメーカーの糸であるか、その商標はなんであるか気にしていますか? 商標で、糸の特徴、染色での発色の特徴などが判り、企画段階でどの糸を使うか考慮するのがプロです。 皆さんにはポリエステルであっても、我々は、東レの○○、東洋紡の○○と登録商標で呼んでいます。 ポリエステル100%であっても、製造方法が違うし、樹脂の重合度も違う、発色も、伸びなどの特徴も違うのです。 見た目が似てる、例えばヒートテックと同じような生地の下着があっても、違うのは使えばわかること。 糸の形状すら違うのですよ。 丸い断面の糸ばかりではありません。 速乾させるために面積を増やすのに星型の断面のポリエステルもあります。 同じ規格に見えても全くちがうのです。 我々には、糸の断面形状を見る為の顕微鏡設備もあります。

残念ながら、商標登録のある糸は、海外に価格で押されてしまって、激減してもう10年以上。 それでも、残っている糸を使いこなそうと奮闘しています。 又、糸での戦いだけでなく、我々は糸をケチらずに、打ち込みを上げる(横の糸を打ち込めるまで打って、スカスカにしない)努力をしてきました。 もう一本、入らないか?と部下に聞きます。 一本増やせばコストは上がりますが、変な織物を流通させていたから織物業界が沈んだと思っていますので、良いものを作ることに専念しています。 打ち込みが少ない織物をみると、だから国産は生き残らない、国際競争を甘く見すぎて業界が沈んだのに!と、吐き気がします。 我々の織物は、糸をケチらない作りを今後も徹底し、海外勢に安物でやられる前にどんどん手を打っています。

同様に、PVCレザーも現在、世界一厳しい次亜塩素酸テストと耐アルコールテストが、この本社2階で行われています。 今年、自社設計で作った自動耐アルコールテスト器がフル稼働しています。 一度に24種類のレザーをテストできます。 それでも、1500回、1000種類の試験をするのですから、途方もない手間と時間がかかるテストです。 以前なら、十数人のアルバイトでやっていた試験ですが、コロナ禍で自動化して、間に合わせました。

尚、希望であれば同業者であっても、この自動試験器を原価でお譲りいたします。 なぜ、ライバルに原価で? マヤカシものが国内で流通してしまえば、海外商品がどっと入ってきてしまいます。 結果、産業を痛めてしまいます。 互いに競争して、生き残るべき商品を開発しあって、胡坐をかかずに戦うことが大事です。 戦う製造業の応援は、戦える素材の提供で達成したいと思います。

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勇士求む: 椅子張りのプロとして勝負するなら、名古屋のシンコーで。 プロ中のプロ集団で揉まれてこそ、一流へ上ることが出来るものです。

土地求む: 流通倉庫の居ぬき利用。 

事業引継ぎ致します: レザー、テキスタイル、椅子やベット資材、プラスチック加工、縫製加工他、事業引継ぎいたします。

2020年9月18日金曜日

LaBanda ウール30%の平織り 発売開始

 満を持しての言葉の通り、長い間戦える品質で、戦える価格に出来なかった企画の船出。

どれくらい長いか? 20年以上と言って良い。 私が活動している地域は、毛織物で有名な尾州地区。 昔は、毛番で10番手の平織りなど、幾らでも作れた。 糸の形状を撚糸で工夫して、同じ10番手、同じ打ち込み本数であっても、見た目や風合いが全く違う平織りが何通りも出来たものです。 しかし、当時も今も、ウールとアクリルをワタで混ぜて紡糸するとなると量が必要。 量産しないと成らない。 量産するとなると、量産家具メーカー向けとなり、コストが合わない。 負のスパイラルと言って良い。 量産メーカー程、コストよりも質に行って欲しいと提案してきたが、そう認めて貰えなかった我々にも力が無かった。

この頃から暫くは、テキスタイルは超デフレに入っていき、糸を減らして目付を抑えて少しでも安くする、糸を膨らませて太く見せるなどで対応してしまった。 それで売れたから良し、という営業本意だった。 本来国産があるべき方向だった、”拘り”分野さえも生き残れない、究極に疲弊していった時期でもある。

安いウールは毛足が短く、繊維が太いので、撚糸すると、糸の先端が飛び出て、チクチクしてしまう。 欧米ではツイードでは当たり前のチクチクが、日本人には合わないとされていて、最初は好みの違いを信じなかったが、ことごとく、チクチクするからだめと言われた記憶が残っています。 そこそこ繊維が長いだけで原料価格が全然違う。 細い繊維となると、原価がもっと違う。 そういう理屈の天然繊維であるのだが、量産家具メーカーさんは、そんなことは関係なく、チクチクするからだめ、高いからダメ、なのである。 その内、天然繊維では到底合わない価格になり、化学繊維で良い物を持ってこいとなる。 アクリルも割高、安価な無機能ポリエステルに置き換わっていき、中国が台頭。 誰がやっても利益がでない商品だらけの国産テキスタイル産業になっていった。 

幸い、弊社の南通シンコーが、中国で2002年に稼働したため、今もテキスタイル事業が継続されているが、酷い状況だったのは間違いない。 中国の責任者だった私は、直ぐに中国のウールの紡糸メーカーに行き、毛織物のコスト等の課題に取り組んだ。 そうして生まれたのがウール70%のテキスタイル、ロッサだ。 織物の設計は当時の企画だったが、上代で3900円という破格で販売した。 工場手配をした私からすると、設計は良くなかった。 本当の商品設計は、継続性の担保にあったので、言及したが、仕方ないで片づけられた。

今は日本の婦人服向けの下請として、最大手の一つになっている織物メーカーだが、当時は、経営者は近代、工場は国営企業っぽさがのこる会社が多く、ここもそうだった。 先方の購買の問題でもあろうが、原料のウールの品質が毎回違っており、作るたびに太さが違う、チクチクが強い、色が合わないなどで、この価格でも量産メーカー向けで売れなかった。 量が必要で、家具の量産メーカーに決定しなければ、とても扱える商品でない。 中国=品質が悪いというイメージも強かった時代。 今じゃ考えられない、”買い”の価格設定である。

ほどなく、改良して小ロット(1色1000m生産)にしたら、上代が6000円まで上がってしまい、廃番へ。 廃番処理に1千万円を超えるお金が必要だったと思う。 それから10数年。 レベルを上げている機屋と巡り合い、部下に命じて試作を開始。 毎回だめの繰り返し。 しかし、糸を見ると改良点が明確であったし、コストがあうと算盤ではじけていた。 自分で現地へ行って、一押することにして、今のLaBandaの価格、品質、巨大なロットの設定がされ、部下へバトンタッチ。 1年かけて物性面をクリヤーして販売にこぎつけた。 参考上代が4000円とは、ハッキリ言って、超買いのクオリティー。 バックなどの小物でも、使って欲しい。 戦える商品です。

まず、チクチクしません。 目付も、糸がこれ以上は要らない位打ち込んであげています。 これにより、滑脱などの基本問題を解決しています。 ラバンダは、定番化されると思います。 長期に愛される商品として、大きな製造ロットでも躊躇せずに、製品化しております。

LaBandaの目標売上は年間で2億円。 10年20億円をペイラインに設定し、多国品のコスト競争に絶対に勝つ商材として市場へ売り込みます。

2020年8月7日金曜日

抗ウィルス加工の危険性に言及しておかないとならない

下記は、少し前の抗菌に対しての私のブログ・コラム。

劇場や車など長時間座る環境にまで加工すると聞いて、それ大丈夫?という話で、題名を抗ウィルスに変えて発信しなおしです。

抗ウィルス加工により、

① 身体中にある良い菌類も殺してしまう、その問題を検証していない。

② ウィルスの変性を助長しかねないが、その問題を検証していない。

①か②であったり、①と②であったり、抗菌もメカニズムによります。

 

再掲載:

お客さんの声は、どの業種によっても大切であります。 きっと、声には切望なニーズがあるでしょう。  問題は、それが正しいニーズであるか、倫理的にどうなのか、深く調査をしていかないと、本当のニーズに応えられないだけではなく、開発コストは勿論、許可を出す特殊な法人への登録費用などは特に多額で、損害もでてしまいます。 損害は、次の開発コストに響くので、出してはなりません。 開発コストは膨大にかかるのです。

ニーズの勘違いは、匂いがその一つです。 消臭は日本人独特の趣向と言われていますが、洗濯物に香りが付く機能においては苦情も多い。 マンションで隣のベランダから香る匂いで気持ち悪くなり、自分の洗濯物に移っているかも、と、隣に苦情を出してトラブルになったり、メーカーに自分の服に匂いが移ったか調査しろだとか。 一部の人の良かれをニーズとしてしまうと、とんでもない訴訟がちらつく、問題だらけの対応になってしまいます。 アレルギー的に、くしゃみが出て、それが匂いのせいだという、原因は多数考えられる苦情もある。 証明できないから厄介ではなく、証明出来たら、訴訟和解という大損害に繋がる。 うちの子は、兄弟で趣向が違い、片方が気に入れば、もう片方は、この匂いなら着ないから、洗いなおせと女房にいう始末です。

抗菌もブーム時は、なんにでも入れろでした。 顧客のニーズだと営業部が言い張っていたのを思い出します。 当時は、私も営業部にいましたが。。。 実際に、世の中の新商品は殆ど抗菌だった。 一方、多くの医療関係者からは、不要だから外してくれと怒られるように言われたものです。 メンテナンスで除菌しているので、余分な機能はかえって怪しい。 シンプルな構造体のモノが良いという本当のニーズでした。 確かにレザーは、化学の結晶である。 ロングライフの為に、シンプルが一番いいのは、作っている我々が一番理解していて、営業のプレッシャーやニーズに負けている背景もあるものです。

ちなみに、私がオリジナルを作る開発では、余分なものは入れない。 単純な化学構成で、問題があっても特定できる範囲の添加物に納めます。 昔からの継続商品で抗菌機能付きは、現在は、比較的安全性が高いと思われるAgイオン抗菌剤へ振替はしましたが、新商品では例えAgイオンでも抗菌剤を入れる時は慎重です。 抗菌剤は、人に有用な菌も一緒にやっつけてしまいます。 ここ数年、沢山の論文を読みましたが、その場合、有用菌がダメージをしても問題はないという答えもなければ、菌類の耐性化はないんだという断定もされていない。 

仮に耐性菌に変わる手助けをしていれば、助長しかねない菌の特徴があるのに、添加した行為となり、人ならではの欺瞞、愚であると言って良いわけです。 そんな仕事をするために、椅子の資材に携わっているわけではない。 売れないから入れる、そんな程度で安心安全が担保が出来る商品開発をしてきたわけではないのです。 撥水の何とかクリーンとかも、唯のナノ撥水じゃないか! しかも、日本がトップの技術!と思いますが、営業のそれじゃないとダメ的なニーズに押されがちです。 弊社のAGE加工の方が成績が良くて安くて、どんな布にでも加工ができるのにです。 ついその前のニーズは、小ロットで撥水してくれだったのに、出来るようになれば、カッコいい名称のそっちが、高くても良いんだわ、です。 それ、ニーズではなく、現存する技術を紹介していない、される側も気がないだけの話ではないでしょうか。

抗菌は、25年くらい前のブームで、各糸メーカーはアクリル、ポリエステルなど、練り込み型の抗菌糸をブランド化して販売していたのが懐かしい。 織物担当は、糸メーカーの商標名とその組成、特徴、機能を頭に叩きこんでないと仕事になりませんでした。 今も其の商品群が弊社に残ってますが、抗菌の添加剤を入れていないレザーより売れたという事実は一度もない。 普通、拭けば取れるものに、わざわざ添加してコスト・リスクを増やす必要がないわけです。 ましてや、全ての菌に効くという商品は無い。 抗菌だらけの風呂場の筈が、カビや菌でピンクや黒になってしまう。 経験あると思います。 しかも、数年後にはしょっちゅうカビ退治しないと成らないはめに。

私は、抗菌グッズや制菌グッズは買いません。 抗ウィルスなどトンデモない。 私の身体の菌類まで死んだら、健康を保てません。 身体の菌の殆どは、悪い菌の繁殖を妨げてくれます。 入る余地がないくらい、自分たちが占領してくれる。 防御システムを揺るがす、トロイの木馬だと考えるからです。 実際に、菌類などは生命ですから、自分を押さえつけようとする相手が出現すると、生き残るために細胞分裂を活発にするという話があります、ストレス耐性ですね。 スキがあれば、寧ろ、身体に悪い方向へ変性するかもしれません。 又、変異の早いタイプのウィルスであれば、抗ウィルス剤が変性を助長する可能性も否定できない。

一番だめなのは、買う人は理解して買っても、使う人は知らないケースが殆どであること。 例えば、抗菌・抗ウィルス添加物が嫌いな私が、レストランで、この椅子は抗菌剤ははいっていますか?と聞いたら、応えられないでしょうし、私は変人でしょう。 要するに、私には影響があると思っているのに、抗菌剤が入った表面材を使っているとは、座る人=私にわからない。 菌を抑える程の深刻な事態(抗菌)において、使う使わないの選択権が明示されないのが椅子だということになります。

難しい話だったでしょうか。 

2020年8月5日水曜日

プラスチックを減らそうの動きに嘘が

プラスチックは悪だと、双方の議論なしで断定する風潮。 様々な出来事で、SNSなどの害を感じている人がいたら、この話も一緒の類です。

まず、水道管。 地震の国のおいて、土やその上にある建物の重さに耐えながら、柔軟性があるのはプラスチックです。 コンクリはヒビ割れて水漏れ。 古い水道管の中をビニールで被覆して寿命を延ばすなど、必至に対応されていますが、それもプラスチックが解決しています。 金属はご存知の通りに腐食し、飲料水にカビなどが発生。 市などが引いてくれる水道管までは管理されていても、そこから家やマンションに引き込むのが鉛菅であったり、調べたらびっくりの水が普通に使われています。 置き換えるのも腐食の心配もないPVC管、プラスチックです。 水では、塩ビパイプが活躍する場です。 世界一漏水率が低い、その原動力となっているのが塩化ビニルという名称のプラスチックです。

繊維は粗、プラスチックです。 ウール、綿、麻、絹で、人類70億人分を賄えるわけないことぐらい科学が判ると言う人なら、生産量とCO2、耐久性のデータを取り寄せれば、直ぐに理解できるでしょう。 プラスチックが害だと堂々と科学らしく情報発信している人が、天然繊維の一張羅でなく、沢山の下着や洋服を着ている段階で酷いペテンです。 これこそ、自分の生活を見てみろ!です。 ナイロン、アクリル、ポリエステルが3大化学繊維と呼ばれ、それらはプラスチック。 今は、弊社のオリジナル糸のポリプロピレン糸を使った織物だけが次亜塩素酸で色が抜けませんので、4大化学繊維とはなりませんが、ウィルスを死滅させる薬剤で劣化するのを防止する機能面では、そうした改良プラスチック繊維の発展が、人類を守ることになっています。

医療の現場ではどうでしょうか。 今は酸素マスクが着目されていますが、チューブの殆どがPVCパイプです。 マスクあてもプラスチック。 ギブスでも使われますし、点滴パックやそのチューブでもプラスチックなしでは、成り立ちません。  

次に衛生品。 マスク、生理用品、プラスチックなしで成り立たない商品です。 紙は木の伐採を伴うパルプから。 こうした紙の様なモノは、化学繊維を固めたモノであること。

食品パッケージ。 ペットボトル、入れ物という概念や宣伝の概念以前に、衛生担保の為の存在であること、もう議論不要ですね。 

全て、人口の増加と比例していきます。 都合の悪い、人口抑制は議論しません。 都合の悪い産業へは文句を言いません。 か弱いストロー産業(?)に行く、合理性の無さが表しています。 環境だというのも、経済活動であり、資金が入ってこないと何もできません。 失業者です。

私は、プラスチックは石油由来が殆どですから、焼却の徹底で環境汚染が低いと、訴えています。 ゴミに悩む国、地域に、適切な焼却炉とその熱エネルギーを電気づくり等に使う仕組みと一緒に、環境団体が調査して問題ある地域から優先的に、提供することがWin-Winであり、現実的であると思います。 分別するから、地球上にこぼれてしまうのです。 直ぐに燃やす、繰り返すことが大事です。 焼却炉の性能はひと昔と違い、非常に優秀であります。

2020年7月15日水曜日

抗菌ブーム再来。 抗菌なら売れる、では企業らしくない。

お客さんの声は、どの業種によっても大切であります。 きっと、声には切望なニーズがあるでしょう。  問題は、それが正しいニーズであるか、倫理的にどうなのか、深く調査をしていかないと、本当のニーズに応えられないだけではなく、開発コストは勿論、許可を出す特殊な法人への登録費用などは特に多額で、損害もでてしまいます。 損害は、次の開発コストに響くので、出してはなりません。 開発コストは膨大にかかるのです。

ニーズの勘違いは、匂いがその一つです。 消臭は日本人独特の趣向と言われていますが、洗濯物に香りが付く機能においては苦情も多い。 マンションで隣のベランダから香る匂いで気持ち悪くなり、自分の洗濯物に移っているかも、と、隣に苦情を出してトラブルになったり、メーカーに自分の服に匂いが移ったか調査しろだとか。 一部の人の良かれをニーズとしてしまうと、とんでもない訴訟がちらつく、問題だらけの対応になってしまいます。 アレルギー的に、くしゃみが出て、それが匂いのせいだという、原因は多数考えられる苦情もある。 証明できないから厄介ではなく、証明出来たら、訴訟和解という大損害に繋がる。 うちの子は、兄弟で趣向が違い、片方が気に入れば、もう片方は、この匂いなら着ないから、洗いなおせと女房にいう始末です。

抗菌もブーム時は、なんにでも入れろでした。 顧客のニーズだと営業部が言い張っていたのを思い出します。 当時は、私も営業部にいましたが。。。 実際に、世の中の新商品は殆ど抗菌だった。 一方、多くの医療関係者からは、不要だから外してくれと怒られるように言われたものです。 メンテナンスで除菌しているので、余分な機能はかえって怪しい。 シンプルな構造体のモノが良いという本当のニーズでした。 確かにレザーは、化学の結晶である。 ロングライフの為に、シンプルが一番いいのは、作っている我々が一番理解していて、営業のプレッシャーやニーズに負けている背景もあるものです。

ちなみに、私がオリジナルを作る開発では、余分なものは入れない。 単純な化学構成で、問題があっても特定できる範囲の添加物に納めます。 昔からの継続商品で抗菌機能付きは、現在は、比較的安全性が高いと思われるAgイオン抗菌剤へ振替はしましたが、新商品では例えAgイオンでも抗菌剤を入れる時は慎重です。 抗菌剤は、人に有用な菌も一緒にやっつけてしまいます。 ここ数年、沢山の論文を読みましたが、その場合、有用菌がダメージをしても問題はないという答えもなければ、菌類の耐性化はないんだという断定もされていない。 

仮に耐性菌に変わる手助けをしていれば、助長しかねない菌の特徴があるのに、添加した行為となり、人ならではの欺瞞、愚であると言って良いわけです。 そんな仕事をするために、椅子の資材に携わっているわけではない。 売れないから入れる、そんな程度で安心安全が担保が出来る商品開発をしてきたわけではないのです。 撥水の何とかクリーンとかも、唯のナノ撥水じゃないか! しかも、日本がトップの技術!と思いますが、営業のそれじゃないとダメ的なニーズに押されがちです。 弊社のAGE加工の方が成績が良くて安くて、どんな布にでも加工ができるのにです。 ついその前のニーズは、小ロットで撥水してくれだったのに、出来るようになれば、カッコいい名称のそっちが、高くても良いんだわ、です。 それ、ニーズではなく、現存する技術を紹介していない、される側も気がないだけの話ではないでしょうか。

抗菌は、25年くらい前のブームで、各糸メーカーはアクリル、ポリエステルなど、練り込み型の抗菌糸をブランド化して販売していたのが懐かしい。 織物担当は、糸メーカーの商標名とその組成、特徴、機能を頭に叩きこんでないと仕事になりませんでした。 今も其の商品群が弊社に残ってますが、抗菌の添加剤を入れていないレザーより売れたという事実は一度もない。 普通、拭けば取れるものに、わざわざ添加してコスト・リスクを増やす必要がないわけです。 ましてや、全ての菌に効くという商品は無い。 抗菌だらけの風呂場の筈が、カビや菌でピンクや黒になってしまう。 経験あると思います。 しかも、数年後にはしょっちゅうカビ退治しないと成らないはめに。

私は、抗菌グッズや制菌グッズは買いません。 抗ウィルスなどトンデモない。 私の身体の菌類まで死んだら、健康を保てません。 身体の菌の殆どは、悪い菌の繁殖を妨げてくれます。 入る余地がないくらい、自分たちが占領してくれる。 防御システムを揺るがす、トロイの木馬だと考えるからです。 実際に、菌類などは生命ですから、自分を押さえつけようとする相手が出現すると、生き残るために細胞分裂を活発にするという話があります、ストレス耐性ですね。 スキがあれば、寧ろ、身体に悪い方向へ変性するかもしれません。 又、変異の早いタイプのウィルスであれば、抗ウィルス剤が変性を助長する可能性も否定できない。

一番だめなのは、買う人は理解して買っても、使う人は知らないケースが殆どであること。 例えば、抗菌・抗ウィルス添加物が嫌いな私が、レストランで、この椅子は抗菌剤ははいっていますか?と聞いたら、応えられないでしょうし、私は変人でしょう。 要するに、私には影響があると思っているのに、抗菌剤が入った表面材を使っているとは、座る人=私にわからない。 菌を抑える程の深刻な事態(抗菌)において、使う使わないの選択権が明示されないのが椅子だということになります。

難しい話だったでしょうか。 

2020年7月3日金曜日

PVCレザーの汚れ落とし/椅子の汚れ

テレビで、どんな汚れも落としますというクリーニング屋さんの達人が紹介されることがありますね。実は、我々の織物の検品作業では当たり前に、同様の作業があります。
元々はワタですから、組成の違うワタクズも紛れ込んでいれば、工場内で油が付着した油クズが落ちて紛れ込んだりもします。 それを糸にして、撚糸して、染色して、糊を付けて整径して、織って、補修して、巾だしや風合い出しの加工している間に、それぞれの機械油が付いたり、すこしホコリがついたりです。 勿論、途中検品でも、シミ取り作業的なこともやられますが、最終検品では、さらに注意して綺麗にして出荷するわけです。 クリーニング屋さんの様な生活汚れでもないですし、しょっちゅう汚れて最終商品になるわけではないのですが、知識やテクニックは同様です。 私などは、クリーニング屋でなくても、レザーや織物の企画する仕事で、汚れ落としは必須の知識だと思いますから、汚れのメカニズムや汚れ落としは熟知しています。
基本は、
① 界面活性剤で乳化させて浮かせて取る
② 酸性、アルカリ性のpHで、中和することで取る
③ プラス又はマイナスイオンで、中和させて取る
④ 物理的なものは、ブラシで取る
⑤ 溶剤で溶かして取る

それらを組み合わせて汚れをとります。 汚れの正体さえ把握できたら、大方落とせるわけです。 織物場合、シンコールのテキスタイル総合サンプル帳の写真カタログP170と171に詳しく書いてありますので、参照してください。

さて、テキスタイルのシミと違い、レザーの場合は満遍なく汚れているのが良くわかるのです。 全体が皮脂や紫外線で変色していっています。 一か所、拭き取ると、その拭き取った跡だけが、色が変わった風になってしまい、結果全部を拭き取らなくてはなりません。 こうなると大変な作業です。 ですから、レザーの場合は、極端に落とすような作業はしないのが鉄則です。 そして、張替をするのが一番です。
どうしてもなら、やるしかないのですが、その大変な作業を次回のレザー総合サンプル帳で紹介したいと思います。 さて、ここでは基本の汚れ落としを書いて置きます。

大抵の汚れは、皮脂によるものです。 長い年月で、固まって取りにくいのですが、皮脂は弱酸性を示すので、アルカリ性の液体が効果的です。 アルカリ性の代表が重曹です。 食用のでも構いません。 セスキソーダでも構いません。 水の5%から10%の割合で溶いてください。 次に、汚れを剥がし落とすのは、界面活性剤の力が大きい。 そこで、前述の重曹溶液に食器用中性洗剤を数滴垂らしてください。 これで汚れ落とし剤が整いました。 

汚れている部分に溶液を垂らし、ガーゼ状の布で力を入れずに時計回りでぐるぐる回して、洗剤分が白くなるようしてください。 歯ブラシは、レザーの表面を傷つけ、汚れがそこに入り込んでしまうことで、後々に新たな汚れ源となるので、基本使用を避けてください。
どうしてもの場合の方法は、新サンプル帳で紹介する予定ですので、お待ちください。

次に、白くなったら、乳化されてきているので、若干力を入れてぐるぐる回してください。 そこから1分放置して、ぬるま湯で拭き取ります。 拭き取り作業は念入りにしてください。 洗剤成分がのこると、カビや菌の餌になるなど二次被害が考えられます。
椅子の汚れ落としの経験では、クエン酸(弱酸性)で効果は少ないです。 やはり皮脂が中心なのでしょう。 それ以上の汚れ落としは、化学的に内部へ入ってしまっていますので、諦めてください。 ある程度全体が落ちたら良しとするのが鉄則です。

革製品や新品のジーンズなどのモノからの染料移行は、汚れではないので落とせません。 移行は、一番多い事故ですが、基本的に私が企画するレザー商品は、耐移行のノウハウを付加してありますので、他社商品より、圧倒的に色移行の事故が少ないと言えます。 移行しにくいのに移行するのですから、諦めレベルです。 他社のモノはこの対応をしていませんので、同じ値段、安いなどに惑わされない様にしてください。 椅子は、耐久資材ですから、不満足になれば、不満足の期間が長くなり大きな不満になってしまいます。

汚れ落としの実験写真です。 白っぽく色が変わっている部分が、色々な方法で落としている実験状況です。 私は、汚れたレザーも全国から収集しています。 
落ちないとか、移行したとか、膨大な量になるので、問題解決したら捨てて、資料化はしていませんが、汚れの原因を追求、研究して、レザーに使うケミカル構成の開発に役立てています。
研究しないで、レザーサンプル帳の発刊はできません。 本質の問題を解決して、できるだけ値打ちに設計する会社ですから。 

2020年6月23日火曜日

IT IoT 言葉遊び

日本で、オンライン授業をやろうと思ったら、可能だった学校・生徒の数が僅か5%だったとか。
20年前に言われていたデジタルディバイドが、まさか、今頃日本で、、、。
にわかに信じがたいが、これは正真正銘のデジタルディバイド。 所得の差で、コネクテッドかそうでないか、情報に触れられるか、そうでないかに分かれているのだから。 トヨタさんのコネクティッドカーのコンセプトは、到底皆が繋がるわけがない、特別な人だけ用ということになる。 車が携帯に繋がってくれれば良いだけなのに、ガラパコスへ。

家計の通信費で、携帯電話の総額が高すぎるので、一般電話を持たない世帯も増えているという。 ネット環境で光通信をいれれば、プロバイダ料と合わせて、昔の電話代を超えてしまう。 プロバイダ料など、接続させるだけだから、サブスクと一緒でぼろ儲け商売の一つ。 それに、家族全員の携帯代となれば、経済的にギブアップすることになる。

パソコンがない子供もそう。 携帯が高すぎて両方は買えない。 要らないということだろう。 これは、パソコン世代だから思うのではなく、違うディバイドが発生していると考えて良い。 パソコンは、プログラムを理解するのに役立つ。 働きなどの分担は、脳と神経の構造そっくりと言って良い。 どうして動くのかに疑問さえ持てば、パソコンを分解して理解が進む。 その機会がある子とない子だ。

ITは誰もが、質の良い情報に安価でアクセスできる、総標準化の夢のツールだと、大学にしかネットがない時代に教わったから、今もそうあるべきと信じている。 日本に帰って来て、DoCoMoがガラケー、ガラパコス、高価格をしているのを見て、この国の未来はあかんわ、絶対あかんくなるわと思ったのを覚えているし、書き留めている。 KDDIの参入も、SoftBankの参入も期待したが結果、横並びで、要するにそういう会社が情報という富を、”がめ”やがったと憤慨もした。 実際そうなのだ。 スマホで皆、レベルの低い世間話を一生懸命に追っかけている。 例えば、コロナなら、私は論文を追っかけて、真実をみつめている。 皆、アクセスする権限は同じで、そのリタラシーによってのみ、得られる情報が違うということだ。

私は格安SIMが出た時分から、それに乗り換えてデータオンリーで契約、当時はSKYPEとKDDIの無料050電話を使っていたので、携帯電話代が1000円。 みなが1万超えたといっている時代だ。 給与が少ないだの、裕福でない、という社員の訴えは、到底受け入れられなかった。 知恵がない、工夫しない、いや、そのスマホで調べない自分がなしている生活の問題だろう。 水を買ってるだけで十分裕福だ。 外食するだけで十分裕福だ。 幸せの見つけ方をしらない。 誰もが同じ条件でアクセスできるものがネットにある。 そこに幸せがあるのではないか。 是非、自分のスマホが知恵の塊にアクセスするだけのツールとして使いなおして欲しい。

2020年6月10日水曜日

デザインコンセプト

一つ一つの商品開発もありますが、サンプル帳や展示会などの100点以上の新商品を作る場合、バラバラにならないよう テーマ、コンセプトを仮説を立てながら、シミュレーションを繰り返し、決定していきます。

そのようなプロセスが必要な大きな企画が年に数回あります。 その殆どの指揮をとるのですが、皆さんが想像するよりも多くの人が携わっていくので、企画の最初にテーマ&コンセプトが固まり次第、説明する仕様書のようなものを作ります。 内容は、言葉とイメージ画で用意しています。 このテーマコンセプトは、大体、1年から2年かけて積み上げられていきます。

言葉項では、数字も入れているので、管理上は判り易いのですが、デザイナーやフォトグラファー、コーディネイターなどの外部関係者は外人であったり、右脳系であることが殆どなので、画も数点用意して細かいニュアンスを伝えていきます。
その後、コンセプトの展開段階で、説明したときの皆の反応や提案などを膨らまして概要が作られて行きます。

次期サンプル帳のデザインコンセプトの一例です。
カレンダーの裏に、筆一本を指先につまんで、墨で描きました。 プリントの表現方法を表しています。 長い筆の端を三本の指でつまんで、ざっざっと書いています。 紙は大きなカレンダーの裏側なので、この時点の写真では、しみこむ時間差も出ています。 これは図案ではありません。 

私は、普通1版でプリントするデザインであっても、数版重ねていく独自の技法を取っています。 プリント版の重ね方を数種類を表現し、版を作る段階でこのニュアンスの範囲から逸脱しないよう基準となります。 版が増えれば比例して工程が増えてしまいますが、質感向上には妥協をしていませんので、重要な作業となります。

夏の展示会はコロナの為に、取りやめることになりましたが、次の企画分は、その分充実していますのでご期待ください。 私の海外出張が無くなった分、新たな工夫を練りに練り込んであります。


2020年4月10日金曜日

流通業務は通常通り:愛知県 緊急事態宣言

愈々、すわるとねるの資材のメイン倉庫の拠点、名古屋が愛知県の緊急事態宣言発令されました。

ご心配される方も多いと思いますが、弊社商品については以下の通りです。

倉庫、配達については、平常通りの稼働となっております。
業者による配送については、昨今のドライバー不足で、既に、受注の締め切り時間を早くさせて頂いているため、それ以上に締め切り時間を早くしなくても、対応はできると考えます。 常時、早めのご手配で、宜しくお願い致します。

本社は、港に近い物流倉庫街にあり、遅い注文でも、配送業者への持ち込みで対応できていましたが、元々従業員の帰宅が30分以上、遅くなるなど働き方改革の中においては厳しい状況でした。 今回のコロナ対策による緊急事態宣言につきましては、接触を減らすという趣旨があり、人の出入りの多い配送業者へ出向くことを控える必要が御座います。 また、倉庫と流通を止めないと同時に、感染対策をしております。 残業を無くし接触時間を減らす、人数を減らして接触を減らす等のオペレーションとなり、配送業者への持ち込み依頼については、”お断り”を基本とさせて頂きます。 

業務に尽きましては、弊社のWEB受注システムが稼働しており、多くのお客様にはご注文を直接入力いただいております。 そのシステム上のオーダーについては、非常にスムースに運営されます。 登録制になりますので、まだ、弊社のWEB受注システムを使っていないお客様に置かれましては、担当営業と打ち合わせの上、早期にWEB受注の導入をお願い致します。

WEB受注システムを導入して2年、さらに通常よりも業務の人数を減らして対応となるため、電話対応もFaxによる受注も制限があります。 WEB受注システムを利用していらっしゃらないお客様には、直接、営業担当の携帯へご連絡頂き、在庫確認やご注文をしていただけるよう、お願い申し上げます。

2020年3月16日月曜日

そのマスクはプラスチック製です

新型コロナウィルスで、トイレットペーパーが無くなる騒動。 マスクの材料が”紙”というトンデモない間違いから。 マスクを作るために大量の紙がいるから足りなくなる、と説明され、勘違いされたデマ。 材料が一緒という嘘が理由で、うわさが広まったのか、誰かが儲けようとしてかの真偽はわかりません。 唯、明確に言えるのは、紙製のマスクは無視していいくらい、使われていないということ。 (誰かが”紙製もあるよ、無いとは言い切れない”と言うかもしれなく、それに応えるのが面倒なので、この表現ですが、普通ありません。) 紙オムツも同様で、紙ではなく繊維でできた不織布。 肌に当たる部分だけ綿というのもありますが、化学繊維が使われていると思っていいでしょう。 介護を中心に消費の多い紙オムツは、特に名前で勘違いしやすい。

使い捨てのマスクで使用されている材料は、不織布といって、繊維を絡めた物。 紙はパルプ繊維を絡めたものであるから、構造的に似ていないとは言い切れないですが、不織布は鉛筆で書くことが出来ないので、まったくの別物です。 この不織布に使われる繊維は、石油製品で、プラスチック。 ポリプロピレン製、ポリエチレン製、ポリエステル製、そのミックス。 どれも石油由来で、ストローと一緒のプラスチックです。 

あれ?マイクロプラスチックの元となる物は辞めるって宣言している大手の会社さん、どうなってるのでしょうか。 サステイナブルという十何項目のあれ、使い捨てマスクは、紙オムツは、どうなるのでしょうか。 そう聞きたくなりますか? 私は、直接聞きたいです。

環境問題の全てを表したのが、このトイレットペーパー騒動です。 紙オムツも、マスクも、衛生商品です。 パッケージは、印刷するので宣伝などの目的に思われますが、本当の機能は、”衛生の担保”です。 これらをギブアップして、人の生活は不衛生、ウィルス、菌類と戦えないのです。 本当の事実を中心にして、やるべきこと、そうでないことを振り分けるべきなのです。 これが出来る企業が環境対応企業であり、ストローなど誰が聞いても”?”ような流行り文句だけを取って、環境対応していますとは如何なものか。 この手の話しは、企業に広報がいれば、これぞとばかりに仕事を作る。 環境問題の真実から、どんどん遠ざかっていくのです。

コロナで、経済という血の流れを犠牲にしたように、人間の活動は、そうした犠牲なしでは安心安全の生活は成り立たないのです。 本当のプラスチック対策は、ごみを確実に集め、確実に燃焼すること。 小動物に取られ、風で飛ばされないような大型容器での回収など、やるべきことが沢山あります。 又、すべての国が、収集し償却するよう、出来ていない国を支援する、努力する方に力を入れるべきではないでしょうか。

引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。