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2020年8月5日水曜日

プラスチックを減らそうの動きに嘘が

プラスチックは悪だと、双方の議論なしで断定する風潮。 様々な出来事で、SNSなどの害を感じている人がいたら、この話も一緒の類です。

まず、水道管。 地震の国のおいて、土やその上にある建物の重さに耐えながら、柔軟性があるのはプラスチックです。 コンクリはヒビ割れて水漏れ。 古い水道管の中をビニールで被覆して寿命を延ばすなど、必至に対応されていますが、それもプラスチックが解決しています。 金属はご存知の通りに腐食し、飲料水にカビなどが発生。 市などが引いてくれる水道管までは管理されていても、そこから家やマンションに引き込むのが鉛菅であったり、調べたらびっくりの水が普通に使われています。 置き換えるのも腐食の心配もないPVC管、プラスチックです。 水では、塩ビパイプが活躍する場です。 世界一漏水率が低い、その原動力となっているのが塩化ビニルという名称のプラスチックです。

繊維は粗、プラスチックです。 ウール、綿、麻、絹で、人類70億人分を賄えるわけないことぐらい科学が判ると言う人なら、生産量とCO2、耐久性のデータを取り寄せれば、直ぐに理解できるでしょう。 プラスチックが害だと堂々と科学らしく情報発信している人が、天然繊維の一張羅でなく、沢山の下着や洋服を着ている段階で酷いペテンです。 これこそ、自分の生活を見てみろ!です。 ナイロン、アクリル、ポリエステルが3大化学繊維と呼ばれ、それらはプラスチック。 今は、弊社のオリジナル糸のポリプロピレン糸を使った織物だけが次亜塩素酸で色が抜けませんので、4大化学繊維とはなりませんが、ウィルスを死滅させる薬剤で劣化するのを防止する機能面では、そうした改良プラスチック繊維の発展が、人類を守ることになっています。

医療の現場ではどうでしょうか。 今は酸素マスクが着目されていますが、チューブの殆どがPVCパイプです。 マスクあてもプラスチック。 ギブスでも使われますし、点滴パックやそのチューブでもプラスチックなしでは、成り立ちません。  

次に衛生品。 マスク、生理用品、プラスチックなしで成り立たない商品です。 紙は木の伐採を伴うパルプから。 こうした紙の様なモノは、化学繊維を固めたモノであること。

食品パッケージ。 ペットボトル、入れ物という概念や宣伝の概念以前に、衛生担保の為の存在であること、もう議論不要ですね。 

全て、人口の増加と比例していきます。 都合の悪い、人口抑制は議論しません。 都合の悪い産業へは文句を言いません。 か弱いストロー産業(?)に行く、合理性の無さが表しています。 環境だというのも、経済活動であり、資金が入ってこないと何もできません。 失業者です。

私は、プラスチックは石油由来が殆どですから、焼却の徹底で環境汚染が低いと、訴えています。 ゴミに悩む国、地域に、適切な焼却炉とその熱エネルギーを電気づくり等に使う仕組みと一緒に、環境団体が調査して問題ある地域から優先的に、提供することがWin-Winであり、現実的であると思います。 分別するから、地球上にこぼれてしまうのです。 直ぐに燃やす、繰り返すことが大事です。 焼却炉の性能はひと昔と違い、非常に優秀であります。

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引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。