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2020年9月18日金曜日

LaBanda ウール30%の平織り 発売開始

 満を持しての言葉の通り、長い間戦える品質で、戦える価格に出来なかった企画の船出。

どれくらい長いか? 20年以上と言って良い。 私が活動している地域は、毛織物で有名な尾州地区。 昔は、毛番で10番手の平織りなど、幾らでも作れた。 糸の形状を撚糸で工夫して、同じ10番手、同じ打ち込み本数であっても、見た目や風合いが全く違う平織りが何通りも出来たものです。 しかし、当時も今も、ウールとアクリルをワタで混ぜて紡糸するとなると量が必要。 量産しないと成らない。 量産するとなると、量産家具メーカー向けとなり、コストが合わない。 負のスパイラルと言って良い。 量産メーカー程、コストよりも質に行って欲しいと提案してきたが、そう認めて貰えなかった我々にも力が無かった。

この頃から暫くは、テキスタイルは超デフレに入っていき、糸を減らして目付を抑えて少しでも安くする、糸を膨らませて太く見せるなどで対応してしまった。 それで売れたから良し、という営業本意だった。 本来国産があるべき方向だった、”拘り”分野さえも生き残れない、究極に疲弊していった時期でもある。

安いウールは毛足が短く、繊維が太いので、撚糸すると、糸の先端が飛び出て、チクチクしてしまう。 欧米ではツイードでは当たり前のチクチクが、日本人には合わないとされていて、最初は好みの違いを信じなかったが、ことごとく、チクチクするからだめと言われた記憶が残っています。 そこそこ繊維が長いだけで原料価格が全然違う。 細い繊維となると、原価がもっと違う。 そういう理屈の天然繊維であるのだが、量産家具メーカーさんは、そんなことは関係なく、チクチクするからだめ、高いからダメ、なのである。 その内、天然繊維では到底合わない価格になり、化学繊維で良い物を持ってこいとなる。 アクリルも割高、安価な無機能ポリエステルに置き換わっていき、中国が台頭。 誰がやっても利益がでない商品だらけの国産テキスタイル産業になっていった。 

幸い、弊社の南通シンコーが、中国で2002年に稼働したため、今もテキスタイル事業が継続されているが、酷い状況だったのは間違いない。 中国の責任者だった私は、直ぐに中国のウールの紡糸メーカーに行き、毛織物のコスト等の課題に取り組んだ。 そうして生まれたのがウール70%のテキスタイル、ロッサだ。 織物の設計は当時の企画だったが、上代で3900円という破格で販売した。 工場手配をした私からすると、設計は良くなかった。 本当の商品設計は、継続性の担保にあったので、言及したが、仕方ないで片づけられた。

今は日本の婦人服向けの下請として、最大手の一つになっている織物メーカーだが、当時は、経営者は近代、工場は国営企業っぽさがのこる会社が多く、ここもそうだった。 先方の購買の問題でもあろうが、原料のウールの品質が毎回違っており、作るたびに太さが違う、チクチクが強い、色が合わないなどで、この価格でも量産メーカー向けで売れなかった。 量が必要で、家具の量産メーカーに決定しなければ、とても扱える商品でない。 中国=品質が悪いというイメージも強かった時代。 今じゃ考えられない、”買い”の価格設定である。

ほどなく、改良して小ロット(1色1000m生産)にしたら、上代が6000円まで上がってしまい、廃番へ。 廃番処理に1千万円を超えるお金が必要だったと思う。 それから10数年。 レベルを上げている機屋と巡り合い、部下に命じて試作を開始。 毎回だめの繰り返し。 しかし、糸を見ると改良点が明確であったし、コストがあうと算盤ではじけていた。 自分で現地へ行って、一押することにして、今のLaBandaの価格、品質、巨大なロットの設定がされ、部下へバトンタッチ。 1年かけて物性面をクリヤーして販売にこぎつけた。 参考上代が4000円とは、ハッキリ言って、超買いのクオリティー。 バックなどの小物でも、使って欲しい。 戦える商品です。

まず、チクチクしません。 目付も、糸がこれ以上は要らない位打ち込んであげています。 これにより、滑脱などの基本問題を解決しています。 ラバンダは、定番化されると思います。 長期に愛される商品として、大きな製造ロットでも躊躇せずに、製品化しております。

LaBandaの目標売上は年間で2億円。 10年20億円をペイラインに設定し、多国品のコスト競争に絶対に勝つ商材として市場へ売り込みます。

2020年8月7日金曜日

抗ウィルス加工の危険性に言及しておかないとならない

下記は、少し前の抗菌に対しての私のブログ・コラム。

劇場や車など長時間座る環境にまで加工すると聞いて、それ大丈夫?という話で、題名を抗ウィルスに変えて発信しなおしです。

抗ウィルス加工により、

① 身体中にある良い菌類も殺してしまう、その問題を検証していない。

② ウィルスの変性を助長しかねないが、その問題を検証していない。

①か②であったり、①と②であったり、抗菌もメカニズムによります。

 

再掲載:

お客さんの声は、どの業種によっても大切であります。 きっと、声には切望なニーズがあるでしょう。  問題は、それが正しいニーズであるか、倫理的にどうなのか、深く調査をしていかないと、本当のニーズに応えられないだけではなく、開発コストは勿論、許可を出す特殊な法人への登録費用などは特に多額で、損害もでてしまいます。 損害は、次の開発コストに響くので、出してはなりません。 開発コストは膨大にかかるのです。

ニーズの勘違いは、匂いがその一つです。 消臭は日本人独特の趣向と言われていますが、洗濯物に香りが付く機能においては苦情も多い。 マンションで隣のベランダから香る匂いで気持ち悪くなり、自分の洗濯物に移っているかも、と、隣に苦情を出してトラブルになったり、メーカーに自分の服に匂いが移ったか調査しろだとか。 一部の人の良かれをニーズとしてしまうと、とんでもない訴訟がちらつく、問題だらけの対応になってしまいます。 アレルギー的に、くしゃみが出て、それが匂いのせいだという、原因は多数考えられる苦情もある。 証明できないから厄介ではなく、証明出来たら、訴訟和解という大損害に繋がる。 うちの子は、兄弟で趣向が違い、片方が気に入れば、もう片方は、この匂いなら着ないから、洗いなおせと女房にいう始末です。

抗菌もブーム時は、なんにでも入れろでした。 顧客のニーズだと営業部が言い張っていたのを思い出します。 当時は、私も営業部にいましたが。。。 実際に、世の中の新商品は殆ど抗菌だった。 一方、多くの医療関係者からは、不要だから外してくれと怒られるように言われたものです。 メンテナンスで除菌しているので、余分な機能はかえって怪しい。 シンプルな構造体のモノが良いという本当のニーズでした。 確かにレザーは、化学の結晶である。 ロングライフの為に、シンプルが一番いいのは、作っている我々が一番理解していて、営業のプレッシャーやニーズに負けている背景もあるものです。

ちなみに、私がオリジナルを作る開発では、余分なものは入れない。 単純な化学構成で、問題があっても特定できる範囲の添加物に納めます。 昔からの継続商品で抗菌機能付きは、現在は、比較的安全性が高いと思われるAgイオン抗菌剤へ振替はしましたが、新商品では例えAgイオンでも抗菌剤を入れる時は慎重です。 抗菌剤は、人に有用な菌も一緒にやっつけてしまいます。 ここ数年、沢山の論文を読みましたが、その場合、有用菌がダメージをしても問題はないという答えもなければ、菌類の耐性化はないんだという断定もされていない。 

仮に耐性菌に変わる手助けをしていれば、助長しかねない菌の特徴があるのに、添加した行為となり、人ならではの欺瞞、愚であると言って良いわけです。 そんな仕事をするために、椅子の資材に携わっているわけではない。 売れないから入れる、そんな程度で安心安全が担保が出来る商品開発をしてきたわけではないのです。 撥水の何とかクリーンとかも、唯のナノ撥水じゃないか! しかも、日本がトップの技術!と思いますが、営業のそれじゃないとダメ的なニーズに押されがちです。 弊社のAGE加工の方が成績が良くて安くて、どんな布にでも加工ができるのにです。 ついその前のニーズは、小ロットで撥水してくれだったのに、出来るようになれば、カッコいい名称のそっちが、高くても良いんだわ、です。 それ、ニーズではなく、現存する技術を紹介していない、される側も気がないだけの話ではないでしょうか。

抗菌は、25年くらい前のブームで、各糸メーカーはアクリル、ポリエステルなど、練り込み型の抗菌糸をブランド化して販売していたのが懐かしい。 織物担当は、糸メーカーの商標名とその組成、特徴、機能を頭に叩きこんでないと仕事になりませんでした。 今も其の商品群が弊社に残ってますが、抗菌の添加剤を入れていないレザーより売れたという事実は一度もない。 普通、拭けば取れるものに、わざわざ添加してコスト・リスクを増やす必要がないわけです。 ましてや、全ての菌に効くという商品は無い。 抗菌だらけの風呂場の筈が、カビや菌でピンクや黒になってしまう。 経験あると思います。 しかも、数年後にはしょっちゅうカビ退治しないと成らないはめに。

私は、抗菌グッズや制菌グッズは買いません。 抗ウィルスなどトンデモない。 私の身体の菌類まで死んだら、健康を保てません。 身体の菌の殆どは、悪い菌の繁殖を妨げてくれます。 入る余地がないくらい、自分たちが占領してくれる。 防御システムを揺るがす、トロイの木馬だと考えるからです。 実際に、菌類などは生命ですから、自分を押さえつけようとする相手が出現すると、生き残るために細胞分裂を活発にするという話があります、ストレス耐性ですね。 スキがあれば、寧ろ、身体に悪い方向へ変性するかもしれません。 又、変異の早いタイプのウィルスであれば、抗ウィルス剤が変性を助長する可能性も否定できない。

一番だめなのは、買う人は理解して買っても、使う人は知らないケースが殆どであること。 例えば、抗菌・抗ウィルス添加物が嫌いな私が、レストランで、この椅子は抗菌剤ははいっていますか?と聞いたら、応えられないでしょうし、私は変人でしょう。 要するに、私には影響があると思っているのに、抗菌剤が入った表面材を使っているとは、座る人=私にわからない。 菌を抑える程の深刻な事態(抗菌)において、使う使わないの選択権が明示されないのが椅子だということになります。

難しい話だったでしょうか。 

2020年8月5日水曜日

プラスチックを減らそうの動きに嘘が

プラスチックは悪だと、双方の議論なしで断定する風潮。 様々な出来事で、SNSなどの害を感じている人がいたら、この話も一緒の類です。

まず、水道管。 地震の国のおいて、土やその上にある建物の重さに耐えながら、柔軟性があるのはプラスチックです。 コンクリはヒビ割れて水漏れ。 古い水道管の中をビニールで被覆して寿命を延ばすなど、必至に対応されていますが、それもプラスチックが解決しています。 金属はご存知の通りに腐食し、飲料水にカビなどが発生。 市などが引いてくれる水道管までは管理されていても、そこから家やマンションに引き込むのが鉛菅であったり、調べたらびっくりの水が普通に使われています。 置き換えるのも腐食の心配もないPVC管、プラスチックです。 水では、塩ビパイプが活躍する場です。 世界一漏水率が低い、その原動力となっているのが塩化ビニルという名称のプラスチックです。

繊維は粗、プラスチックです。 ウール、綿、麻、絹で、人類70億人分を賄えるわけないことぐらい科学が判ると言う人なら、生産量とCO2、耐久性のデータを取り寄せれば、直ぐに理解できるでしょう。 プラスチックが害だと堂々と科学らしく情報発信している人が、天然繊維の一張羅でなく、沢山の下着や洋服を着ている段階で酷いペテンです。 これこそ、自分の生活を見てみろ!です。 ナイロン、アクリル、ポリエステルが3大化学繊維と呼ばれ、それらはプラスチック。 今は、弊社のオリジナル糸のポリプロピレン糸を使った織物だけが次亜塩素酸で色が抜けませんので、4大化学繊維とはなりませんが、ウィルスを死滅させる薬剤で劣化するのを防止する機能面では、そうした改良プラスチック繊維の発展が、人類を守ることになっています。

医療の現場ではどうでしょうか。 今は酸素マスクが着目されていますが、チューブの殆どがPVCパイプです。 マスクあてもプラスチック。 ギブスでも使われますし、点滴パックやそのチューブでもプラスチックなしでは、成り立ちません。  

次に衛生品。 マスク、生理用品、プラスチックなしで成り立たない商品です。 紙は木の伐採を伴うパルプから。 こうした紙の様なモノは、化学繊維を固めたモノであること。

食品パッケージ。 ペットボトル、入れ物という概念や宣伝の概念以前に、衛生担保の為の存在であること、もう議論不要ですね。 

全て、人口の増加と比例していきます。 都合の悪い、人口抑制は議論しません。 都合の悪い産業へは文句を言いません。 か弱いストロー産業(?)に行く、合理性の無さが表しています。 環境だというのも、経済活動であり、資金が入ってこないと何もできません。 失業者です。

私は、プラスチックは石油由来が殆どですから、焼却の徹底で環境汚染が低いと、訴えています。 ゴミに悩む国、地域に、適切な焼却炉とその熱エネルギーを電気づくり等に使う仕組みと一緒に、環境団体が調査して問題ある地域から優先的に、提供することがWin-Winであり、現実的であると思います。 分別するから、地球上にこぼれてしまうのです。 直ぐに燃やす、繰り返すことが大事です。 焼却炉の性能はひと昔と違い、非常に優秀であります。

2020年7月15日水曜日

抗菌ブーム再来。 抗菌なら売れる、では企業らしくない。

お客さんの声は、どの業種によっても大切であります。 きっと、声には切望なニーズがあるでしょう。  問題は、それが正しいニーズであるか、倫理的にどうなのか、深く調査をしていかないと、本当のニーズに応えられないだけではなく、開発コストは勿論、許可を出す特殊な法人への登録費用などは特に多額で、損害もでてしまいます。 損害は、次の開発コストに響くので、出してはなりません。 開発コストは膨大にかかるのです。

ニーズの勘違いは、匂いがその一つです。 消臭は日本人独特の趣向と言われていますが、洗濯物に香りが付く機能においては苦情も多い。 マンションで隣のベランダから香る匂いで気持ち悪くなり、自分の洗濯物に移っているかも、と、隣に苦情を出してトラブルになったり、メーカーに自分の服に匂いが移ったか調査しろだとか。 一部の人の良かれをニーズとしてしまうと、とんでもない訴訟がちらつく、問題だらけの対応になってしまいます。 アレルギー的に、くしゃみが出て、それが匂いのせいだという、原因は多数考えられる苦情もある。 証明できないから厄介ではなく、証明出来たら、訴訟和解という大損害に繋がる。 うちの子は、兄弟で趣向が違い、片方が気に入れば、もう片方は、この匂いなら着ないから、洗いなおせと女房にいう始末です。

抗菌もブーム時は、なんにでも入れろでした。 顧客のニーズだと営業部が言い張っていたのを思い出します。 当時は、私も営業部にいましたが。。。 実際に、世の中の新商品は殆ど抗菌だった。 一方、多くの医療関係者からは、不要だから外してくれと怒られるように言われたものです。 メンテナンスで除菌しているので、余分な機能はかえって怪しい。 シンプルな構造体のモノが良いという本当のニーズでした。 確かにレザーは、化学の結晶である。 ロングライフの為に、シンプルが一番いいのは、作っている我々が一番理解していて、営業のプレッシャーやニーズに負けている背景もあるものです。

ちなみに、私がオリジナルを作る開発では、余分なものは入れない。 単純な化学構成で、問題があっても特定できる範囲の添加物に納めます。 昔からの継続商品で抗菌機能付きは、現在は、比較的安全性が高いと思われるAgイオン抗菌剤へ振替はしましたが、新商品では例えAgイオンでも抗菌剤を入れる時は慎重です。 抗菌剤は、人に有用な菌も一緒にやっつけてしまいます。 ここ数年、沢山の論文を読みましたが、その場合、有用菌がダメージをしても問題はないという答えもなければ、菌類の耐性化はないんだという断定もされていない。 

仮に耐性菌に変わる手助けをしていれば、助長しかねない菌の特徴があるのに、添加した行為となり、人ならではの欺瞞、愚であると言って良いわけです。 そんな仕事をするために、椅子の資材に携わっているわけではない。 売れないから入れる、そんな程度で安心安全が担保が出来る商品開発をしてきたわけではないのです。 撥水の何とかクリーンとかも、唯のナノ撥水じゃないか! しかも、日本がトップの技術!と思いますが、営業のそれじゃないとダメ的なニーズに押されがちです。 弊社のAGE加工の方が成績が良くて安くて、どんな布にでも加工ができるのにです。 ついその前のニーズは、小ロットで撥水してくれだったのに、出来るようになれば、カッコいい名称のそっちが、高くても良いんだわ、です。 それ、ニーズではなく、現存する技術を紹介していない、される側も気がないだけの話ではないでしょうか。

抗菌は、25年くらい前のブームで、各糸メーカーはアクリル、ポリエステルなど、練り込み型の抗菌糸をブランド化して販売していたのが懐かしい。 織物担当は、糸メーカーの商標名とその組成、特徴、機能を頭に叩きこんでないと仕事になりませんでした。 今も其の商品群が弊社に残ってますが、抗菌の添加剤を入れていないレザーより売れたという事実は一度もない。 普通、拭けば取れるものに、わざわざ添加してコスト・リスクを増やす必要がないわけです。 ましてや、全ての菌に効くという商品は無い。 抗菌だらけの風呂場の筈が、カビや菌でピンクや黒になってしまう。 経験あると思います。 しかも、数年後にはしょっちゅうカビ退治しないと成らないはめに。

私は、抗菌グッズや制菌グッズは買いません。 抗ウィルスなどトンデモない。 私の身体の菌類まで死んだら、健康を保てません。 身体の菌の殆どは、悪い菌の繁殖を妨げてくれます。 入る余地がないくらい、自分たちが占領してくれる。 防御システムを揺るがす、トロイの木馬だと考えるからです。 実際に、菌類などは生命ですから、自分を押さえつけようとする相手が出現すると、生き残るために細胞分裂を活発にするという話があります、ストレス耐性ですね。 スキがあれば、寧ろ、身体に悪い方向へ変性するかもしれません。 又、変異の早いタイプのウィルスであれば、抗ウィルス剤が変性を助長する可能性も否定できない。

一番だめなのは、買う人は理解して買っても、使う人は知らないケースが殆どであること。 例えば、抗菌・抗ウィルス添加物が嫌いな私が、レストランで、この椅子は抗菌剤ははいっていますか?と聞いたら、応えられないでしょうし、私は変人でしょう。 要するに、私には影響があると思っているのに、抗菌剤が入った表面材を使っているとは、座る人=私にわからない。 菌を抑える程の深刻な事態(抗菌)において、使う使わないの選択権が明示されないのが椅子だということになります。

難しい話だったでしょうか。 

2020年7月3日金曜日

PVCレザーの汚れ落とし/椅子の汚れ

テレビで、どんな汚れも落としますというクリーニング屋さんの達人が紹介されることがありますね。実は、我々の織物の検品作業では当たり前に、同様の作業があります。
元々はワタですから、組成の違うワタクズも紛れ込んでいれば、工場内で油が付着した油クズが落ちて紛れ込んだりもします。 それを糸にして、撚糸して、染色して、糊を付けて整径して、織って、補修して、巾だしや風合い出しの加工している間に、それぞれの機械油が付いたり、すこしホコリがついたりです。 勿論、途中検品でも、シミ取り作業的なこともやられますが、最終検品では、さらに注意して綺麗にして出荷するわけです。 クリーニング屋さんの様な生活汚れでもないですし、しょっちゅう汚れて最終商品になるわけではないのですが、知識やテクニックは同様です。 私などは、クリーニング屋でなくても、レザーや織物の企画する仕事で、汚れ落としは必須の知識だと思いますから、汚れのメカニズムや汚れ落としは熟知しています。
基本は、
① 界面活性剤で乳化させて浮かせて取る
② 酸性、アルカリ性のpHで、中和することで取る
③ プラス又はマイナスイオンで、中和させて取る
④ 物理的なものは、ブラシで取る
⑤ 溶剤で溶かして取る

それらを組み合わせて汚れをとります。 汚れの正体さえ把握できたら、大方落とせるわけです。 織物場合、シンコールのテキスタイル総合サンプル帳の写真カタログP170と171に詳しく書いてありますので、参照してください。

さて、テキスタイルのシミと違い、レザーの場合は満遍なく汚れているのが良くわかるのです。 全体が皮脂や紫外線で変色していっています。 一か所、拭き取ると、その拭き取った跡だけが、色が変わった風になってしまい、結果全部を拭き取らなくてはなりません。 こうなると大変な作業です。 ですから、レザーの場合は、極端に落とすような作業はしないのが鉄則です。 そして、張替をするのが一番です。
どうしてもなら、やるしかないのですが、その大変な作業を次回のレザー総合サンプル帳で紹介したいと思います。 さて、ここでは基本の汚れ落としを書いて置きます。

大抵の汚れは、皮脂によるものです。 長い年月で、固まって取りにくいのですが、皮脂は弱酸性を示すので、アルカリ性の液体が効果的です。 アルカリ性の代表が重曹です。 食用のでも構いません。 セスキソーダでも構いません。 水の5%から10%の割合で溶いてください。 次に、汚れを剥がし落とすのは、界面活性剤の力が大きい。 そこで、前述の重曹溶液に食器用中性洗剤を数滴垂らしてください。 これで汚れ落とし剤が整いました。 

汚れている部分に溶液を垂らし、ガーゼ状の布で力を入れずに時計回りでぐるぐる回して、洗剤分が白くなるようしてください。 歯ブラシは、レザーの表面を傷つけ、汚れがそこに入り込んでしまうことで、後々に新たな汚れ源となるので、基本使用を避けてください。
どうしてもの場合の方法は、新サンプル帳で紹介する予定ですので、お待ちください。

次に、白くなったら、乳化されてきているので、若干力を入れてぐるぐる回してください。 そこから1分放置して、ぬるま湯で拭き取ります。 拭き取り作業は念入りにしてください。 洗剤成分がのこると、カビや菌の餌になるなど二次被害が考えられます。
椅子の汚れ落としの経験では、クエン酸(弱酸性)で効果は少ないです。 やはり皮脂が中心なのでしょう。 それ以上の汚れ落としは、化学的に内部へ入ってしまっていますので、諦めてください。 ある程度全体が落ちたら良しとするのが鉄則です。

革製品や新品のジーンズなどのモノからの染料移行は、汚れではないので落とせません。 移行は、一番多い事故ですが、基本的に私が企画するレザー商品は、耐移行のノウハウを付加してありますので、他社商品より、圧倒的に色移行の事故が少ないと言えます。 移行しにくいのに移行するのですから、諦めレベルです。 他社のモノはこの対応をしていませんので、同じ値段、安いなどに惑わされない様にしてください。 椅子は、耐久資材ですから、不満足になれば、不満足の期間が長くなり大きな不満になってしまいます。

汚れ落としの実験写真です。 白っぽく色が変わっている部分が、色々な方法で落としている実験状況です。 私は、汚れたレザーも全国から収集しています。 
落ちないとか、移行したとか、膨大な量になるので、問題解決したら捨てて、資料化はしていませんが、汚れの原因を追求、研究して、レザーに使うケミカル構成の開発に役立てています。
研究しないで、レザーサンプル帳の発刊はできません。 本質の問題を解決して、できるだけ値打ちに設計する会社ですから。 

2020年6月23日火曜日

IT IoT 言葉遊び

日本で、オンライン授業をやろうと思ったら、可能だった学校・生徒の数が僅か5%だったとか。
20年前に言われていたデジタルディバイドが、まさか、今頃日本で、、、。
にわかに信じがたいが、これは正真正銘のデジタルディバイド。 所得の差で、コネクテッドかそうでないか、情報に触れられるか、そうでないかに分かれているのだから。 トヨタさんのコネクティッドカーのコンセプトは、到底皆が繋がるわけがない、特別な人だけ用ということになる。 車が携帯に繋がってくれれば良いだけなのに、ガラパコスへ。

家計の通信費で、携帯電話の総額が高すぎるので、一般電話を持たない世帯も増えているという。 ネット環境で光通信をいれれば、プロバイダ料と合わせて、昔の電話代を超えてしまう。 プロバイダ料など、接続させるだけだから、サブスクと一緒でぼろ儲け商売の一つ。 それに、家族全員の携帯代となれば、経済的にギブアップすることになる。

パソコンがない子供もそう。 携帯が高すぎて両方は買えない。 要らないということだろう。 これは、パソコン世代だから思うのではなく、違うディバイドが発生していると考えて良い。 パソコンは、プログラムを理解するのに役立つ。 働きなどの分担は、脳と神経の構造そっくりと言って良い。 どうして動くのかに疑問さえ持てば、パソコンを分解して理解が進む。 その機会がある子とない子だ。

ITは誰もが、質の良い情報に安価でアクセスできる、総標準化の夢のツールだと、大学にしかネットがない時代に教わったから、今もそうあるべきと信じている。 日本に帰って来て、DoCoMoがガラケー、ガラパコス、高価格をしているのを見て、この国の未来はあかんわ、絶対あかんくなるわと思ったのを覚えているし、書き留めている。 KDDIの参入も、SoftBankの参入も期待したが結果、横並びで、要するにそういう会社が情報という富を、”がめ”やがったと憤慨もした。 実際そうなのだ。 スマホで皆、レベルの低い世間話を一生懸命に追っかけている。 例えば、コロナなら、私は論文を追っかけて、真実をみつめている。 皆、アクセスする権限は同じで、そのリタラシーによってのみ、得られる情報が違うということだ。

私は格安SIMが出た時分から、それに乗り換えてデータオンリーで契約、当時はSKYPEとKDDIの無料050電話を使っていたので、携帯電話代が1000円。 みなが1万超えたといっている時代だ。 給与が少ないだの、裕福でない、という社員の訴えは、到底受け入れられなかった。 知恵がない、工夫しない、いや、そのスマホで調べない自分がなしている生活の問題だろう。 水を買ってるだけで十分裕福だ。 外食するだけで十分裕福だ。 幸せの見つけ方をしらない。 誰もが同じ条件でアクセスできるものがネットにある。 そこに幸せがあるのではないか。 是非、自分のスマホが知恵の塊にアクセスするだけのツールとして使いなおして欲しい。

2020年6月10日水曜日

デザインコンセプト

一つ一つの商品開発もありますが、サンプル帳や展示会などの100点以上の新商品を作る場合、バラバラにならないよう テーマ、コンセプトを仮説を立てながら、シミュレーションを繰り返し、決定していきます。

そのようなプロセスが必要な大きな企画が年に数回あります。 その殆どの指揮をとるのですが、皆さんが想像するよりも多くの人が携わっていくので、企画の最初にテーマ&コンセプトが固まり次第、説明する仕様書のようなものを作ります。 内容は、言葉とイメージ画で用意しています。 このテーマコンセプトは、大体、1年から2年かけて積み上げられていきます。

言葉項では、数字も入れているので、管理上は判り易いのですが、デザイナーやフォトグラファー、コーディネイターなどの外部関係者は外人であったり、右脳系であることが殆どなので、画も数点用意して細かいニュアンスを伝えていきます。
その後、コンセプトの展開段階で、説明したときの皆の反応や提案などを膨らまして概要が作られて行きます。

次期サンプル帳のデザインコンセプトの一例です。
カレンダーの裏に、筆一本を指先につまんで、墨で描きました。 プリントの表現方法を表しています。 長い筆の端を三本の指でつまんで、ざっざっと書いています。 紙は大きなカレンダーの裏側なので、この時点の写真では、しみこむ時間差も出ています。 これは図案ではありません。 

私は、普通1版でプリントするデザインであっても、数版重ねていく独自の技法を取っています。 プリント版の重ね方を数種類を表現し、版を作る段階でこのニュアンスの範囲から逸脱しないよう基準となります。 版が増えれば比例して工程が増えてしまいますが、質感向上には妥協をしていませんので、重要な作業となります。

夏の展示会はコロナの為に、取りやめることになりましたが、次の企画分は、その分充実していますのでご期待ください。 私の海外出張が無くなった分、新たな工夫を練りに練り込んであります。


2020年4月10日金曜日

流通業務は通常通り:愛知県 緊急事態宣言

愈々、すわるとねるの資材のメイン倉庫の拠点、名古屋が愛知県の緊急事態宣言発令されました。

ご心配される方も多いと思いますが、弊社商品については以下の通りです。

倉庫、配達については、平常通りの稼働となっております。
業者による配送については、昨今のドライバー不足で、既に、受注の締め切り時間を早くさせて頂いているため、それ以上に締め切り時間を早くしなくても、対応はできると考えます。 常時、早めのご手配で、宜しくお願い致します。

本社は、港に近い物流倉庫街にあり、遅い注文でも、配送業者への持ち込みで対応できていましたが、元々従業員の帰宅が30分以上、遅くなるなど働き方改革の中においては厳しい状況でした。 今回のコロナ対策による緊急事態宣言につきましては、接触を減らすという趣旨があり、人の出入りの多い配送業者へ出向くことを控える必要が御座います。 また、倉庫と流通を止めないと同時に、感染対策をしております。 残業を無くし接触時間を減らす、人数を減らして接触を減らす等のオペレーションとなり、配送業者への持ち込み依頼については、”お断り”を基本とさせて頂きます。 

業務に尽きましては、弊社のWEB受注システムが稼働しており、多くのお客様にはご注文を直接入力いただいております。 そのシステム上のオーダーについては、非常にスムースに運営されます。 登録制になりますので、まだ、弊社のWEB受注システムを使っていないお客様に置かれましては、担当営業と打ち合わせの上、早期にWEB受注の導入をお願い致します。

WEB受注システムを導入して2年、さらに通常よりも業務の人数を減らして対応となるため、電話対応もFaxによる受注も制限があります。 WEB受注システムを利用していらっしゃらないお客様には、直接、営業担当の携帯へご連絡頂き、在庫確認やご注文をしていただけるよう、お願い申し上げます。

2020年3月16日月曜日

そのマスクはプラスチック製です

新型コロナウィルスで、トイレットペーパーが無くなる騒動。 マスクの材料が”紙”というトンデモない間違いから。 マスクを作るために大量の紙がいるから足りなくなる、と説明され、勘違いされたデマ。 材料が一緒という嘘が理由で、うわさが広まったのか、誰かが儲けようとしてかの真偽はわかりません。 唯、明確に言えるのは、紙製のマスクは無視していいくらい、使われていないということ。 (誰かが”紙製もあるよ、無いとは言い切れない”と言うかもしれなく、それに応えるのが面倒なので、この表現ですが、普通ありません。) 紙オムツも同様で、紙ではなく繊維でできた不織布。 肌に当たる部分だけ綿というのもありますが、化学繊維が使われていると思っていいでしょう。 介護を中心に消費の多い紙オムツは、特に名前で勘違いしやすい。

使い捨てのマスクで使用されている材料は、不織布といって、繊維を絡めた物。 紙はパルプ繊維を絡めたものであるから、構造的に似ていないとは言い切れないですが、不織布は鉛筆で書くことが出来ないので、まったくの別物です。 この不織布に使われる繊維は、石油製品で、プラスチック。 ポリプロピレン製、ポリエチレン製、ポリエステル製、そのミックス。 どれも石油由来で、ストローと一緒のプラスチックです。 

あれ?マイクロプラスチックの元となる物は辞めるって宣言している大手の会社さん、どうなってるのでしょうか。 サステイナブルという十何項目のあれ、使い捨てマスクは、紙オムツは、どうなるのでしょうか。 そう聞きたくなりますか? 私は、直接聞きたいです。

環境問題の全てを表したのが、このトイレットペーパー騒動です。 紙オムツも、マスクも、衛生商品です。 パッケージは、印刷するので宣伝などの目的に思われますが、本当の機能は、”衛生の担保”です。 これらをギブアップして、人の生活は不衛生、ウィルス、菌類と戦えないのです。 本当の事実を中心にして、やるべきこと、そうでないことを振り分けるべきなのです。 これが出来る企業が環境対応企業であり、ストローなど誰が聞いても”?”ような流行り文句だけを取って、環境対応していますとは如何なものか。 この手の話しは、企業に広報がいれば、これぞとばかりに仕事を作る。 環境問題の真実から、どんどん遠ざかっていくのです。

コロナで、経済という血の流れを犠牲にしたように、人間の活動は、そうした犠牲なしでは安心安全の生活は成り立たないのです。 本当のプラスチック対策は、ごみを確実に集め、確実に燃焼すること。 小動物に取られ、風で飛ばされないような大型容器での回収など、やるべきことが沢山あります。 又、すべての国が、収集し償却するよう、出来ていない国を支援する、努力する方に力を入れるべきではないでしょうか。

2020年3月10日火曜日

中国工場再稼働1か月が経過

2020年2月11日に、無事、再開を果たし、現在はフル稼働で、コロナウィルスによる春節の延長休みの遅れを取り戻しております。 周辺企業も同様で、遅れを取り戻しているところと聞いています。 上海より南の織物工場は、当初は相当なダメージが予想されていましたが、現在は80%の稼働で供給が出来ております。 内地の仕事が動いてない分、80%の稼働でも十分なキャパシティがあります。 輸出主体の納期が迫っている案件は、その分助かったと感じています。 原材料についても、春節は何が起こるか分からないのが常です。 その前に在庫を厚くする習慣があり、当分心配をしていません。

マスクで不織布不足という声も聴きません。 むしろ、病院をあっというまに建てた、あの気概でマスクの増産をしましたので、流通は別にして、ダブついている感があると報告を受けています。 中国政府がYESと言えば、日本向けのマスクの輸出分が其の以前より増やせそうな感じです。 唯、両政府の事情があるので、日本国内のマスクの不足は続きそうです。

工場の供給側よりも懸念しているのは、寧ろ日本国内需要です。 予定がキャンセルされている例も報告されており、みなが不景気到来に備えてしまうと、海外の生産分を売るだけのマーケットが日本から消えてしまいます。 

コロナウィルスが怖くて、車で移動したという人がいたので、”車両事故による怪我が去年45万人、死者が3000人”、寧ろリスクを取って移動を選んだんですね、もう車に乗るのを辞めて、歩きましょうと教えてあげました。 歩くのは健康にいいそうですし、便利と文明を捨てれば、コロナウィルス以上にある様々なリスクを回避することになります。  

2020年2月10日月曜日

中国工場の再開の行方

2020年の春節が新型コロナウィルスの影響で延長になり、1週間遅れの2月10日に営業再開と誰もが思っていた。 鳥インフルエンザやSARSと経験し、慣れっこの三度目である。 感染者が多い割には、武漢以外の死亡率は低く、個人的には過去の経験時より、安心していました。 しかし、SNSの影響だろうか、又は中国では、役人の責任追及が厳しい時世からか、街を歩く人も少ないなど、日本で過ごす私にとっては、ちょっと過激すぎる反応に見えました。 パニックは銀行のとりつけ騒動と一緒で、トラブルが広まり、得るものがない。 この場合、初期には病院がパンクし、インフルエンザも風邪による肺炎とも区別など付けられる筈もない。 

ところが、9日の夜になって、当局から営業再開許可が得られないと連絡が。 マスクは従業員の数x10日分、手の消毒液、そして、非接触型の体温計が要求されたとのこと。 其の中で、体温計が非接触ではないという理由で、工場が開けられないという。 同じ敷地の別会社にそれがあって、それを回すか、同じ門を使っているので門で体温の検査をすればいいだろと当然思う。 過去はそうだね、あんたの言う通りだという流れで許可だったが、一社一個が決まりだと、聞く耳持たずらしい。 書かれた通りにしか動けない、強い政治と弱い自治のケースとして記憶されていく。

当局側の過度な拒否だ。 現実、現地スタッフは、違反したら逮捕するぞ!で脅されているから、何も言えない。 私は、逮捕されてでも、門ですればいいだろと、正論であれば戦うことを選んできた。 工場を一日締めれば、1/240日の固定費が負担になり、20日も締められたら、固定費分と出るはずの利益分のダブル減で、健康な企業であっても厳しい経営になってしまう。 こうした道理が通る筈での理不尽さに対して、局と議論しない、戦わない経営者など不要だ。 結果が負けようとも、何もしない負け癖を付けるサラリーマン・ダメ経営者は多い。 そういうのが多いから、大きな会社もダメになる例が後を絶たない、大手だから安泰ではない、これはダメ経営者が多いという例だ。

一番酷いのが、放熱をはかる赤外線温度計で、人のおでこをはかっているニュース映像が流れていることだ。 こんなもので体温が計れないのは赤外線温度計の使用者なら常識だろう。 身体の中の温度と放熱温度は、まったく違うのだ。 おでこを水で濡らして計れば低くなる位低レベルな計測だ。 レザーの樹脂を練るのに、温度が足りているか、エンボス加工の前と後で熱が適切かなど、実際に表面温度の熱移動で作業する仕事には有効だが、どうして、中の熱が測れるか。 それでも持っていれば許可が出るというのだから、容だけ何とかしていれば、良いというお役所仕事。 接触型の体温計で、使用前と後に次亜塩素酸で拭きとって(完全殺菌、殺ウィルスになる)使用すべきだし、それが確実でいい。 医師が先頭に立ち、そう議論すべきなのに。

さあ、真面目な私、いい加減な工業用の赤外線温度計ではない、非接触の体温計を探す。 9日の夜にインターネットで非接触を探し始める。 異常に高価であるか、または、6-14日後発送、1-6日後発送というのもあるだけで、1日で手に入らなければ意味がない。 こういう情報が9日の夜に私に入ってくることが憤るが、3度目の経験となる自身の油断。 幸い、店舗渡しで一台確保して翌日を待った。 朝には、他の人に手配されていた温度計が届き、頼りになるべく部長職に、午後の飛行機で上海へ、翌11日の朝の便で帰国で調整して、出発してもらった。 

私は翌週に台湾で仕事があり、中国渡航歴があるとそれから14日は入国させないという政府方針が出ており、代わりに行けない事情がある。 有事に自分が先頭に立ってくる中小企業スタイルだからこそ、皆が信頼してくれ、離職率が極端に低く、中国で設立して18年、赤字が一度もなくこれた。 それに、自分が部下の時代は、言われる前に自分が行きますと前日に全部手配が終わっていたから、今の部下と自分が部下の時代との、とてつもなく大きな差、私の後を考えると精神的に堪えた。

日本は明日11日が休みであるが、きっと、10日には、体温計が工場まで持ち帰られ、明日の午前中には稼働していることを願いたい。 縫製品は自社で完結できるし、材料在庫はお手の物。 一日でも早くお客さんに安心してもらいたい。 その期待を裏切ったら、倒産の道だと思う。 ダメな会社は、いちいち、そうしてダメになっていく。 主体的に気が付かないが、第三者の目で見ていたら、そういう倒産ルールが存在するのは明確。 自分がバトンをつないで、遅延させない!そういう気概のある社員が豊富にいる会社でなくては、生き残れない。 そういう今日でした。

今回は、各地元政府の対応が、何か逆らえば逮捕する!と強すぎて、弊社工場が動いたとしても、多くの企業や配送がまともにならないと判断します。 お客様や情報が欲しい方には残念ながら、今の所、中央政府が大号令を出さない限り、戻るまで数か月かかる覚悟がいると思います。 それが、20年近く工場運営をしている私の見解です。

*知られているコロナウィルスは、普通に風邪を引き起こす原因であるし、風邪が悪化すれば肺炎で死者を出すのは従来から知られている。 元々、死因の多くは肺炎。 癌や様々な大きな病気の患者でも、亡くなられた方の死因を聞くと診断上は肺炎と聞くことが多い。 衰弱の中で、最後は呼吸困難で亡くなるからだろう。 新型の感染力が強いとかは、専門でないので分からない。 しかし、従来のコロナと同じレベルの毒性であるならば、風邪と同じで、健康であれば鼻や喉の風邪で終わり、それ以上悪化しないことも考えられる。 コロナの陽性であっても、肺炎まで発症していないのは、感染力は別として、従来のコロナとあまり性質が変わらないのではないかと推測もできる。 インフルの方が死者数が多いが、中国の現在のインフルの死亡者数が不明である。 肺炎の原因が全て新型コロナというよりも、我々は冷静にインフル対策(結果的に手洗いうがい)をすべきだと思うのでした。 いずれにしても、新型コロナに限らず、ウィルス性の病気は、お年寄りや疾患がある人には悪化の恐れがある。 普段から自衛して気を付けるのは当然であろう。 一方、平常者が必要以上に警戒する社会なら、車も危険だろうし、人と接するのも危険だろうから、普段の危険リスクと比較して新しい”自分なりの平常”に戻るべきだと思う。

お知らせ:
尚、新卒社員へ奨学金補助制度を設けております。 ご子息、親戚、お知り合いなど、大きな借金を背負って社会へでるよりも、ある程度の返済資金があてになる弊社、シンコー㈱で働きませんか。 やる気のある新卒を、募集しています。

引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。