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2020年11月24日火曜日

タチュウ(シストーレ)どちらの名前が正式ですか

 タチュウ(シストーレ)どちらの名前が正式ですか

https://sincol-group.jp/digitalcatalog/leather2021/#page48

写真カタログに書いてある通り、東京タワー他有形文化財になっているタワーの多くを設計した内藤多仲氏へのオマージュ・デザイン。 ウールの高級クリンプ織物上に表現されたタワーのデザインです。 日本名はタチュウです。

シストーレとは、フランス語から、6つのタワーを意味しています。 海外に売る場合には、発音が判りにくいタチュウよりも、シンプルな名称のシストーレが良いと説明しています。​
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​感銘するのは、海外から五感で学んだタワー建築の技術を工夫、解釈し、日本独自のタワー建築の基礎を作り上げる文化偉業。 日本にはそのような例が数多く見受けられます。 古くは聖徳太子の時代、日本が仏教を学び、既存の神をどう扱うか大変悩んだ末、神仏をも融合してしまう。 唯、真似をするのではなく、日本独特の学びを加える、お家芸でしょう。 目の前の現象にとらわれ、与えられた情報の中で生き、窮屈な思いを強いられているような錯覚の社会。 そこで満足を探すよりも、内外から広く学ぶことで多様性を知り、芯となる一点だけを信じられる力をつける努力。 そして左右されずに己を全うする豊を広めたい、シンプルな”こうしたい”、それには”こうせにゃあかん”、多くの反対する意見は夢のない、何も産まない話。 そんな思いではないでしょうか。 ​
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私の作るサンプル帳は、商品を自分の信念で作り込み、その力=商品を利用できる者が豊を享受し、豊をデリバリーする、言い換えれば、デリバリーする力の無いものは売らなくていいという、切り捨て商材です。 賛否ありますが、これでナンバーワンのシェアを作っています。​
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営業マンは売るのが仕事だと、売るのが正当だと主張しておいて売上が作れない。 そんな弱い営業を基準にしたら、商品もサンプル帳も日本一になれません。 売る人が有難いのであって、従業員だから、営業だから、など商品からしたらどうでも良いのです。 市場で使われての価値ですから。​ ​バケツリレーでは、1人だけでも、水を半分溢す人がいれば、他の9人が日本一正確で早くても、最後に運ばれる水は半分なのです。 一流は一流同士にしか理解できない苦しみがあり、その向こうに喜んで使ってくれるユーザーがいる。
 
シストーレという名前がありますが、世界へ日本一のレザー規格品を売り込める人こそが、その豊を享受でき、広めることができる、対世界への名前です。 その昔、偉大なるタワーを作ったような、見る人を笑顔にさせたい、勇気づけたい、そんな気概を思い出してもらいたいのが、二つの名称をもつレザーの理由です。​

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引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。