ミラクレアという新商品の開発途中の糸の指図の覚書です。
絵から、特殊な織物デザインソフトに入れ替え、それを縦糸、横糸、パイル糸に分けます。
いわゆる組織作りです。 テキスタイルデザイナーの一番の腕の見せ所ですね。
デザイン画を描くのは、絵描きさんなら誰でもできます。 グラフィックアーティストでも可能です。
それを織物にするには、縦糸や横糸の組織をどう作るか、どの部分で色をだすのか、考えていきます。 同じデザイン画でも、織物が出来上がると、全く違う組織になるし、良い悪いの要素がそこに出てしまいます。
美術学校を卒業したので、企画希望ですという学生さんが来ますが、本当に驚いてしまいます。
何年も修行しないと企画なんてできないよっ! 教える方が多すぎて、商売になりませんね。 奉公と同じようなことでは、ブラックと言われてしまいますから、やはり、出来る人にお仕事をお願いしすることになります。 できる人を育てるには、業務‐営業と経験する中で、朝夜と勉強をして能力アップすることです。 海外でいうキャリアアップの方法と同じです。 働きながら、次の技術を会得して上を目指すのです。
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