Furnishing Textile 2023 The Prime Material 1巻
P19ページ シルエットをご紹介します。
オレフィンの糸くずや樹脂を再生した、再生オレフィンを使用しています。
私の生涯テーマであるオレフィン糸の開発において、再生オレフィンを使った織物としては初めての商品化です。 つまり、日本における椅子張りサンプル帳の歴史で、初めての素材となります。
顔づくりでは、こだわりの麻の顔を追求しています。 麻の欠点である弱さや形状維持の難しさを克服するには、化学繊維が適しているわけですが、他の化学繊維で麻を表現してきた中では、抜群の麻感が出ていると思います。 ホームライクなテキスタイルをオフィスなどの公共スペースに置く時代。 オフィスに置く家具で活躍してくれそうです。
さらに、無染色=染色することなく色を付けており、染色に使う大量の水、その処理、さらに乾燥に膨大な熱がいるのですが、それらが不要となり、エネルギーが約半分、すなわちエネルギーに纏わるCO2も半減することになります。
私の生涯テーマであるオレフィン糸の開発において、再生オレフィンを使った織物としては初めての商品化です。 つまり、日本における椅子張りサンプル帳の歴史で、初めての素材となります。
顔づくりでは、こだわりの麻の顔を追求しています。 麻の欠点である弱さや形状維持の難しさを克服するには、化学繊維が適しているわけですが、他の化学繊維で麻を表現してきた中では、抜群の麻感が出ていると思います。 ホームライクなテキスタイルをオフィスなどの公共スペースに置く時代。 オフィスに置く家具で活躍してくれそうです。
さらに、無染色=染色することなく色を付けており、染色に使う大量の水、その処理、さらに乾燥に膨大な熱がいるのですが、それらが不要となり、エネルギーが約半分、すなわちエネルギーに纏わるCO2も半減することになります。
優秀のエコは、資源がリサイクルできる、少ないエネルギーで製造できるものだと考えています。 私自身が生涯テーマとして取り組んでいるオレフィンの研究開発は進んでおり、このほか、エイガ、ワイモード、アポナスタ、ペシペッシュ、シグネイチャー、パスタ、クリーナと展開しているだけでなく、他の繊維と混ぜることで、コストダウンも計っております。 振り返れば、私がオレフィンを椅子張りに使いたいと、開発に傾倒してから30年近くになります。 思った以上に時間とコストが掛かりましたが、次の繊維を後輩たちが見つけて、諦めずに研究を続け、市場で受けいられるように育てて行って欲しいと切に願っています。
B5判で見るウェブカタログのリンクを付けておきます。
https://www.sincol-group.jp/digitalcatalog/textile2023-3/#page126
それから、A3で印刷できてプレゼン資料になるウェブカタログのリンクも付けておきます。
https://www.sincol-group.jp/digitalcatalog/textile2023-2/#page34
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