Furnishing Textile 2023 The Prime Material 1巻
P23ページ レザリストを特徴を含めてご紹介します。友人のイタリア人にヴィーガンがいて、それについて話すこともあります。
実の所、ヴィーガンレザーは、動物由来でないというのがポイントです。 動物由来のモノを一切使っていないと保証できる材料で作れば、ヴィーガンの方々が安心して座れるわけです。 言い換えれば、ヴィーガンの人が使える≒ヴィーガンレザーと謡うべき商品です。
というのは、ヴィーガンの人だけが判れば良い話で、第三者が、それはヴィーガンではない等同等と主張するのは愚すぎると考えています。
実の所、化学的なレザーでも、その元となる元素、分子が、動物由来ではない、使用していない、とは保証ができません。 油であったり、安定剤であったり、多くの化学物質を反応させて、最終的に目的のプラスチックに仕上げるからです。 どこでどうなってるかは分からないのが実態ですし、化学の分野ですからそれがノウハウのため開示はしません。
そこで、織物で再現しようというわけです。 織物でありながら、顔がレザーの銀面を擦った、半ヌバック調の仕上です。 過去、レザーを紙やすりで擦った商品を作りましたが、表面破壊のために、中が痛んでしまい、一般レザーに求められる物性が持たなかった。 それを克服するという側面でも成功した開発商品だと思います。 色は4色。 ホテルなどで使用されているのを見かけますが、中々良い商品です。
A3のプレゼンバージョンのデジタルカタログは此方へ
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