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2016年7月8日金曜日

チップウレタンとは

現在では当たり前の様に使用されているチップウレタン。 ネットでも多くのソファメーカーが説明文を載せていますので、元となる文章やその出所が我々であったり、同じであるので、ここで説明するのは無駄ですから、我々は椅子資材のプロ目線で話をしたいと思います。
*簡単にいうと、コイルバネのクッション性をより安価に安定的にだし、誰でも簡単に作業できる、クッション材です。 各業界でつかう緩衝剤などのウレタンや端材を一定の大きさに粉砕し、ボンドをたっぷりつけて、圧縮して固める四角い塊(パン状)です。 ボンド量や圧縮した状態で固着するので、ウレタンとはいえ、重い物です。 これを用途にわけて、切り出して、さらに中央の加重がかかる部分などに重ねるようにチップウレタンをボンドでつけて、椅子用に仕上げます。 圧縮するのに加え、粉砕された個々のウレタンの固さが異なること、また、それぞれの加圧方向が異なるので、ウレタンの欠点であるヘタリがすくなく、椅子用途にマッチしています。 固さは、椅子ソファですと、60‐80が一般的で、数字が大きい程固くなります。 厚みや椅子の角度でも圧のかかり方がかわるので、椅子にした後のすわり心地は、60であっても固く感じたり、80であっても柔らかく感じることもあります。 あまり数字に拘らず、実際のすわり心地で判断するのが本当のプロの仕事だと思います。 チップウレタン単体では、表面にごつごつが現れたり、色がブルー系なので、その色がうっすら出てしまうこともあり、一般には、其の上に白いウレタンペフをボンドでつけて使います。 チップウレタンも厳密には点では固さが多少異なるので、白いウレタンはこれも緩和してくれますよ。 白いウレタンは、家庭のウレタンスポンジの薄くて大きい物を想像してください。 10㎜、15㎜、20㎜、30㎜など用途を使い分けます。 薄くてもゴツゴツ感や透けることは防げますが、アールのきつい形状のソファなどでは、厚みをあげないと、チップウレタンの容をひろうことがあるので、厚みを上げたものを選びます。 *どれも弊社で在庫していますので、表面材と一緒にご注文下さい。
チップウレタンは、ソファだけの資材ではありません。 木のチェアーでも当たり前に使用しています。 1cmや2cmの厚さのチップウレタンを、座面の板の中央に置き、ペフ(白いウレタン)をその上に敷いて、其の上を巻くようにレザーやテキスタイルの表面材を巻いて、板にタッカーで打ち付ける。 そして、不織布で裏面をさらに隠す。 ごく当たり前に使われています。 学校の折りたたみ椅子では、チップ無の白いウレタンだけのものが在ります。 すわり心地は、家庭の椅子と比較したら、あまり考慮されていません。 業務様のおもてなしの椅子は、今では、合板の中央をくりぬき、弊社のプラヌーバルという布状のバネをタッカーでうって、其の上にチップウレタンを引くと、劇的にすわり心地が変わるので、海外の安価ものに対抗する手段として重宝されます。(鉄バネは、薄い座面では厚みが出てしまい無理です)。 板なのにバネがある、そんな夢のような素材で革新をおこしているのが椅子業界ですから、決して斜陽産業ではありません。
ソファでは、コイルバネは作業性が悪いし、すわり心地を熟知していないと、ただ、コイルバネを取り付けただけでは、製造する全部のソファが合格点のすわり心地になりえません。 ソファごとのバラツキが大きく、職人さんの技のバラツキもでてします。 チップウレタンは、殆どのケースで、ウレタン加工所にサイズ指定するとカットしてくれますので、座板の上においても良し、テープで張り巡らした(バネ効果)の上においても良し、勿論、板バネの上においても良しで、非常に簡単に平均合格点の高いソファが作れます。 当たり外れの少ないソファができますから、量産には持って来い。 職人要らず。 嘗ては、職人殺しだったでしょう。 今は、職人さんも当然の様に使っている材料ですが。 製造工程が短縮され、製品安定されますから、生産性向上で職人さん不足が解消されてきた面もあったと思います。
チップウレタンの原材料は、電気製品や車両で使うウレタンの端材であるクズウレタンであることは事実でしたが、近年では日本からあらゆる製品の製造が少なくなり、材料のクズウレタンの数が足りません。 したがって、チップウレタンを作るために、ウレタンをつくり、それを粉砕してボンドで固める例も多くなりました。 決して安い再利用品ではありません。 また、安価でつくっても、ウレタンは非常にかさばるので、トラックに乗せられる量がしれています。 このため、運送会社の運賃が高く、利益がでないので廃業や取りやめが相次ぎました。 現在のウレタンは値上を一層しないと業界が守れない状態だと考えますから、チップウレタンも劇的な機能性を付加するなどの時代になっていると思います。
チップウレタンは、椅子職人の技の一部を無用にした素人化商品という側面を忘れてはなりません。 椅子業界としては、職人でなくても加工できるので、作業員を雇えばライン作業ができる工業化に欠かせない大きな革命的素材だと思います。 タッカーと同じで、作業性改革でもあったわけです。 椅子は昭和を通じて工業製品化され、平成ではネット販売やニトリさんなどのSPA販売で、安価でも、誰がかっても、そこそこのすわり心地が担保される様になりました。 しかし、一生使う家具ではなくなってしまったのが寂しい限りです。 時代が変われば、今流行りだったり、当たり前な物も廃れていくのでしょうが、チップウレタンの質問を受けるたびに、そんなことを考えながら、とても機械的な説明をしています。 チップウレタンの効果を上げるには、弊社イズライフブランドの大型新商品であるプラヌーバル(布バネ)の組合せは、最強だと思います。 ネット販売の物でも、値段競争だけでなく、より快適な椅子やソファが世の中で求められる、次の時代の幕開けではないでしょうか。

2016年6月9日木曜日

展示会準備

毎年恒例の、名古屋での椅子張り展示会開催が7月26日27日の2日間とフィックスされ、一気に進むところです。 今回は、私が総合サンプル帳の企画で粗、眠る時間がない状態になっているので、企画部員と社長室に任せています。

目玉は、副資材の新機能商品だけでなく、タッチ感に拘った商品を準備しているという報告でした。感覚は人それぞれで、最も難しいテーマに取り組んでくれているのですが、心配になった私は、直近で時代の求めている低価格商品を数点試作に入りました。 1タイプ色数は3-6色と多く用意できませんが、ホーム系で、そこまでホームオンリー感ではなく、業務やオフィスで使えるタイプにしています。 糸は実績のある物なので、余分なテストや試作を重ねる必要がなく、その分安く価格設定できるのです。 

2016年6月5日日曜日

名古屋 熱田神宮まつり



毎年6月5日に行われる熱田まつりの花火。
梅雨入りしての花火は、夏の到来を待たれる花火となります。
蛍の季節にもなり、日本の風物詩の良さは、季節感にあるのだと思います。
次期サンプル帳に花火をテーマにしたデザインをと思いますが、毎回、煮詰めたらずでアイデアが採用されません。 花火の本質を見極めないと表現できないと思います。
沢山考え、とことんまで思いつめる時間がやってきます。 そうして、沢山の商品に代わっていくのです。

2016年5月20日金曜日

ミニトマトの育成

昨年丈夫な苗を買って、殆どほったらかしでも、沢山のミニトマトが取れたのをきっかけに、子供の頃に味わった収穫の楽しさを思い出しました。
東京に住んでた幼稚園や小学校の時は、八王子に芋ほりが定番でしたね。 三浦海岸の芋ほりもあったかな。 家族でも何度か芋ほりに行った思い出があります。

育てる楽しさを求め、今年は、ミニトマトを種から育てています。
芽が出たのは20株位。 芽が出たころから、違いがあるのですね。 弱々しいのと猛々しいのと。 素人の私でも、その苗の将来が見える。 インストラクションを読むと、弱いのは、さっさと間引けと。 せっかく種から育てるので、何となく勿体ない。 そこで、全部採用でプランタンを数個追加して植えました。

一番弱そうなのから3つは、この2-3週間の雨風で死んでしまいました。 慌てて、余っていた種をプリンの容器に追加して、芽をだしています。 弱いのを残すと、それが病気になり、広がって良い苗を殺すと聞きました。 良貨は悪貨を駆逐する、でしょうか。 良くわかる気がします。

それでも、両方育てることに。 ご覧の様に、強いものはこの期間でも大きくなりはじめ、ダメなのは出遅れています。 どうも、収穫も関係ありそうですね。
私の会社には新卒の応募が殆どありません。 中小企業に真剣に応募してくる段階で、一流大学卒業予定者はいません。 10年修行してもらうというと、女性はその段階で応募断念しますが、名古屋だからでしょうか。 大卒といっても、地元のそこそこがやっと応募してくれるくらいです。 椅子では一流と言われる私たちですが、考えてみたら、今のメンバーに輝かしい学歴やスポーツ歴、習い事歴を持った人などいません。 幼稚園や小学校から死ぬほど勉強もしてないから、学び方がわかっていない。 一流商社の人と一緒に仕事をすると、そのスピードや量、成果の違いに驚かされます。 給料も完璧にスピード、量、成果に比例している気がします。 やっぱり、安くなってしまう。 けれど、土日は休めるし、夜も早く帰れる。 朝も時間通りに来るのんきな人が殆どです。 
どっちの人生がいいのかは判りません。 我々は、この弱い方の苗なのかな、そう思うと、最後まで育ててみたい。 一個しか実を付けなくてもとても美味しいかもしれないし、 その後、交配するときに力を発揮するかもしれません。 人とトマトは違いますが、沢山学べそうです。


2016年5月13日金曜日

タブレット忘れ

手持ちの通信機器の多い事。

会社用のガラケー。 これを持たないと外出させてもらえません。 連絡が取れないと、矢追はあそこにいそうだなと、彼方此方に電話を掛けられ関係ない人も巻き込んでしまいます。

次にSIM契約をしていない、メール用のスマホ。 何世代も前のiphone4ですが、社内メールや外部メールへのアクセスが必要な時があるので、SIM契約が終わった後も、別途用意したMobileWIFIで繋いでいます。 小さいので古臭かったのですが、最近、同サイズのiphoneが復活して、見る人がみたら、新しいのを持っているようで、、、。

それから、MobileWifiが2台。 SIM2枚。
SIMは、ビックカメラのIIJ-SIM。 月1000円程度で、3ギガですし、DOCOMO回線で安定。 また、ビックカメラのSIMだと、Wi2スポットが無料で使えるので3ギガが毎月余ります。
もう一枚も同じですが、家族契約。 一家4枚で、10ギガをシェアし、電話もついて、4人で月7千円でおつりが来ます。 ガラケー2台分でスマホ4台使えるので助かります。 
MobileWIFI2台なのは、海外対応している電波の種類が複数必要だからです。

タブレットがKINDLE2台。
本を読むのに便利ですし、本棚が要らない。  古い我が家が地震に耐えられるように、家の2Fを軽くできますしね。 以前は凄い重量だったと思います。 本は原則、小さい本棚に入る分までで、読んだら処分です。 Kindleが良いのは、読んでいるところに線を引くと、あとで、ホームページでそれら線を引いたところが、抜き出して一覧になっているところです。 昔はブックレビューをノートに書いていたので、それも必要ありません。 2台なのは、本用と一般タブレットとして使う様です。 地図をみたりするには、iphone4では小さくて見られません。 また、遅いですからね。

それから、バッテリーパックや充電器各種。  昨日は新幹線で仕事しなくてはらず、ノートパソコンも。 全部の端末でやり取りしていたら、一台を新幹線に忘れてしまいました。 今朝、大阪の忘れ物部門に届いていることが確認できたので、着払いで送ってもらいますが、慌てて新幹線を降りるなんて情けないものです。

カメラ抜きで良いので、メガネや時計に統合される日が近いと思いますが、重い荷物を持っていると時代に翻弄される自分が、全く豊かに見えません。 本当の豊とは何か、大切なテーマです。

2016年4月12日火曜日

今年もミラノサローネ2016へ

今年は、テロの関係で海外出張をキャンセルしまくりで、結果、4月の中国決算報告会の為の董事会で一度いったきり。 イタリア、ミラノサローネは迷いましたが、6月にイタリアの椅子生地メーカー社長と会合があり、プレミーティングしておかないと議題で躓きたくない思いで決行。
ミラノはずっといって、形而変化が判るからね。 

どれだけ役に立つか? 実際に、直接は結びつきませんね。 例えば、一昨年、イタリアの椅子張り工場の営業部長が綿モケットをはやらせると言っていて、それじゃあ、私のも作ってよと頼んだわけですが、その一年後のミラノサローネで、明らかにアイコン商品は綿モケットでした。 これ、作るの、もの凄い難しい。 まさに一級品で、一流メーカーは確実に使っているわけです。 それに、流行らせるといって、確実に良い物を提供しているのも凄い。

ミラノサローネでソファや椅子になった表情を見た帰りに、イタリアの工場へ出向き、お願いしていた綿モケットを確認。 日本向けにパイルが寝ても判りにくい様に、更に丁寧に仕上げし貰っている。
帰国後の7月の展示会で早速、自信をもって商品を展示。 それでも、日本メーカーは良いけど高いねで採用なしです。 良い物とは、価格帯が決まっていて、その価格で良い物であって、いつまでも工業製品の発想ですからね。日本一流でも世界一流とはかけ離れるのは当たり前です。

こういう商品は、デザイナーさんの直接経営されているお店では、速攻採用ですから、デザイナーさんのショップは高いけど、良い物使ってくれる、一流品ですよ。 

でも、私の目が一流品を合付ける目でなければ、工業品の一流も二流も、本当に良い物の一流も二流も判りませんからね、そういう意味でミラノサローネを毎年みるのは役に立っていると思います。

私に万が一あった場合も、会社が回るか確認して、チケット購入。 名古屋便は行きも帰りも不便で、今回はチケットも高いので、東京出発に。 名古屋までの往復の新幹線を入れても安いし、待ち時間で帰ることができます。 東京の様に競争があれば名古屋も安いのでしょうけれど。 インチョン経由という手もあるのですが、こちらも満席。 迷って時間がかかりすぎると、インチョンも取れません。

それに、大韓だと、ごはんでビビンバが出てくると、めんどくさいし、臭いがね。 自分で具を開けて混ぜ混ぜするのですが、手がギトギトになるし、ごま油が口に残るし。 JALXモスバーガーほど作るのは難しくないですけれど。 あれは、はっきり言って、食うなという位面倒。 あれだけの量のレタスを素人が空の上で、いれられるわけありません。 結果、手で、ぽろぽろレタスを食う寂しい男になるのですが、周りの人もみな同じ状況なので安心です。

そうこうしている時間です。 と行ってみると2時間のディレイ。 オーマイガー。 今日中にミラノにたどり着けるのでしょうか。 ラウンジもどって一杯のんで時間つぶそう。

2016年3月16日水曜日

原稿執筆中

5月に依頼されている講習会の原稿を書いては書き直しです。 何度も書き直すのは始めて。 社内の講習会では、殆ど台本なしで、目次だけでも話していくのですが。

椅子の製造に携わる人は、前提として言葉が同じですが、異業種だと言葉が違うし、使わない表現が多いものですよね。 例えば、デシといっても、それが本革の単位とわかる人は少ない。 また、本革は一般的には半裁が殆どですが、椅子では一枚革の扱い結構あることで、その理由が判って話すのと、知らないで話すのとでは、何がポイントとして話しているのか、変わってきてしまいます。 SNSでいうところの、一部分を切り取られて、”こんなこと言ってる、とんでもない!”と言われても、殆どの人が、そういう意味で言ってるんじゃないと反論するでしょう。 一緒ですね。 置かれた状況でいう事が全然違いますし、タイミングでも全然違う。

丁度タイミングのいい話題ですと、ある校長先生が、”女子は二人産むべきだ”というと、女性の尊厳を無視しているとか、いろいろ反発もあると世間が騒いでいます。 しかし、文頭に”誰でもわかることですが、移民を受け入れずに、少子化を止めるには、一人あたりの女性が二人以上は生んでくれないと数があいませんからね”とあれば、それは誰が聞いても事実なわけで、少子化問題の本質の議論に入っていくには、良い文章になるわけです。 恐ろし時代というか、SNS教育をしっかりしないと、TV番組のゴシップ好きキャスターに、意見操作されてしまいます。

ともあれ、仕事での話ですから、仕事に役立つ数字を中心に、椅子の資材に対して興味を持ってもらえればと思っています。

2016年3月15日火曜日

会社説明会なかなか集まらないな

新卒の採用では、毎年、売手市場とか買手市場とか表現される。
今年は、売り手市場は紛れもない事実で、人材業者を通しても、我々非上場企業は中々、会社の見学にも来てもらえない。 売り手市場であれば、締め切り、足キリしないときりがない位だから、極端なのです。

しかし、どちらの市場にしても、手に職をつけようと努力する、”覚悟”を持って入社してくる子は同じ数だけいて、確率には殆ど関係がないのです。 統計学的には、金太郎飴的なところが強いということか、はたまた、入社後にどう育てていくかという教育訓練の要素の方が強いということか。

今日にでも活躍できる業種だとすれば、携帯電話販売店の様に、携帯電話をつくるような企画もなければ、自由に契約していい物でもなく、決められたフォーマットに入力できる内容さえお客さんから提供してもらえれば、サービスの差はあれども、誰でもできる仕事であり、それで幾ら貰ったとか、役職がどうだとか議論しても仕方がないわけです。 実際に、法外な違約金をとったりで、ゼロ円ダメといっただけで、あっという間に衰退産業です。 

我々の仕事は、お客さんのニーズに合った織物やレザーを企画して、値決めして、調達して、品質保証のために何度もチェックして、一つ一つが高等な仕事で、極めていくのに感性の訓練や表現力の訓練やら、勿論人付き合いやら、何から何まで、椅子やベットの資材に関するすべてが出来るようになるまでに、一流になるという覚悟をもってあたって、始めて達成するものであり、手に職であり、どこでも通用するものとなる。

それだけに、財務内容は抜群に良く、お客さんにずっと付き合える仕入先やパートナーとして認知されているわけです。 学生に聞くと、資本金が大きい方が良いとかいうのですが、規模の大きさに魅力をもつのは判らないわけでもないが、規格の中の競争にずっと耐えるだけの覚悟があるのだろうかと思う節も多い。 大事なのは、組織が何をして、社会の役に立ち、その組織のメンバーになることで、その重責を担えるという、社会との関わりと自分ではないかと思うのです。

そうはいっても、見に来てくれなければ、何も始まりませんから、来てもらう努力を重ねなくてはなりません。

2016年3月3日木曜日

ロボット縫製?

ヒットサンク(株)がある。
愛知といえば、七宝焼きが有名であるが、その七宝町からすぐ近くに、小ロット多品種だけを受けている縫製工場がそれだ。

各社の試作といえども、最近見かける案件が、ロボットアームの保護につかうような腕だけの洋服や、ロボット作業で使うエプロン。 素材は、電磁波防止だったり、静電防止だったり、溶接では燃えない炭化繊維をつかったものなど高度な要求をされるが、親会社が素材開発のプロのシンコー(株)だから、打合せ段階で大方の問題はホットするアドバイスが得られる。

縫製試作と言えども、色んな案件で、秘密保持契約は当たり前で、印鑑を押す機会も多い。 社内情報もシャットアウトで、試作担当する課長と担当取締役、及び社長しか内容は判らない。 メールでのやり取りもなければ、具体的に試作にどんな素材を使ったかも、判らない試作経費枠で進められる。

そんなことで、色んな会社さんが出入りするので、アポ時間は片付けが大変。 片付けというか、隠すというか。 目標は量産の仕事を得ることではあるが、ロボット関係は見世物段階のものが多く、効率面で赤字覚悟の試作となる。 それでも、ロボットと暮らす世代が出てきたのだから、きっと花開くと信じています。

2016年3月2日水曜日

モケット取材 2

カメラマン、ライターさん、コーディネーターと名古屋で打ち合わせ。
京都の若手が、廃れていく古い物をどう蘇らせているかなど、ザックバランな話となる。
今回の責任者は、私の右腕に頼んだので、早々に打合せの席を立つ。

自分が、それなりのアイデアをかけてモケットを一生懸命売ろうと必死だった十数年、成果は出なかった。 むしろ、毛倒れがNGという市場の要望に、その商品特性が理解されずに撃沈したといっていい。 そんな私に起死回生はない。 何度も、起死回生で撃沈している。

きっと、他の人なら、または、全然モケットを知らない人なら、その良さをストレートに伝えられるのではないか、こんな思いでチームに託す。 お金は出すが口は出さない。 3月中に取材を終えて、4月には特集をホームページで組んで、広くそれを告知したいと思っています。

中央で色が違う反物を見ながら、品質管理を反省するも、織物の面白さを感じる写真。
モケットとは関係さりません。

2016年3月1日火曜日

展示会終了


東京、恵比寿駅から歩いてすぐの恵比寿西ギャラリーを借りて開催した東京展も無事終了。
椅子の資材全般で、糸やタッカーの針、ボンドも展示しました。 ナノ撥水マモルくんや、次亜塩素酸対応のクリーナも試験前後の状態を評価していただき、椅子関連のお客様に多数来ていただいて、大変感謝です。 

今回は、特別に、嬉しかった出来事は、元麻布でとても素敵な、オリジナルデザインに拘ったショップ、acrylicの坂さんが来てくれたこと。  http://acrylic.jp/ 
椅子の資材の張地の魅力を引き出して、椅子以外にデザインを取り入れて頂いており、椅子の資材の展示会に来ていただけるとはとても光栄でした。

デザイン上は、常に、判る人だけに判る「琴線」を意識して入れていますが、椅子以外で評価される点が、将に、琴線に触れている証だと思っています。 この琴線を、さらに椅子関連の皆様に判っていただけるようにブラッシュアップして来年の開催に向けて、アイデアを爆発させて試作を重ねたいと思います。

引っ越ししました。

 個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。  張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。