新卒の採用では、毎年、売手市場とか買手市場とか表現される。
今年は、売り手市場は紛れもない事実で、人材業者を通しても、我々非上場企業は中々、会社の見学にも来てもらえない。 売り手市場であれば、締め切り、足キリしないときりがない位だから、極端なのです。
しかし、どちらの市場にしても、手に職をつけようと努力する、”覚悟”を持って入社してくる子は同じ数だけいて、確率には殆ど関係がないのです。 統計学的には、金太郎飴的なところが強いということか、はたまた、入社後にどう育てていくかという教育訓練の要素の方が強いということか。
今日にでも活躍できる業種だとすれば、携帯電話販売店の様に、携帯電話をつくるような企画もなければ、自由に契約していい物でもなく、決められたフォーマットに入力できる内容さえお客さんから提供してもらえれば、サービスの差はあれども、誰でもできる仕事であり、それで幾ら貰ったとか、役職がどうだとか議論しても仕方がないわけです。 実際に、法外な違約金をとったりで、ゼロ円ダメといっただけで、あっという間に衰退産業です。
我々の仕事は、お客さんのニーズに合った織物やレザーを企画して、値決めして、調達して、品質保証のために何度もチェックして、一つ一つが高等な仕事で、極めていくのに感性の訓練や表現力の訓練やら、勿論人付き合いやら、何から何まで、椅子やベットの資材に関するすべてが出来るようになるまでに、一流になるという覚悟をもってあたって、始めて達成するものであり、手に職であり、どこでも通用するものとなる。
それだけに、財務内容は抜群に良く、お客さんにずっと付き合える仕入先やパートナーとして認知されているわけです。 学生に聞くと、資本金が大きい方が良いとかいうのですが、規模の大きさに魅力をもつのは判らないわけでもないが、規格の中の競争にずっと耐えるだけの覚悟があるのだろうかと思う節も多い。 大事なのは、組織が何をして、社会の役に立ち、その組織のメンバーになることで、その重責を担えるという、社会との関わりと自分ではないかと思うのです。
そうはいっても、見に来てくれなければ、何も始まりませんから、来てもらう努力を重ねなくてはなりません。
椅子資材開発30年、日本一の椅子資材を開発する部隊の指揮者が、すわる、ねるの2つの姿勢を通して、商いの目で様々な出来事をつづる、思いあるブログ いすのことなら 椅子の張替えの話題や新規の案件、レザーとは、テキスタイルとは、椅子とは、すわるとは、ねるとは、様々な話題で楽しめます。 あしたは晴れかな曇りかな。
このブログを検索
登録:
コメントの投稿 (Atom)
引っ越ししました。
個人でレンタルサーバーを借りて、引っ越ししました。 結構、お金が掛かりますが、HPの自由度が増すので決意。 より、知識重視にしています。 張替えてんやわんや というブログ名です。 https://sya-cho.blog/ 是非、引き続きご愛好をお願いします。
-
Furnishing Textile 2023 The Prime Material 1巻 P19ページ クオテリアを紹介します。 https://www.sincol-group.jp/digitalcatalog/textile2023-2/#page32 安価で正統派ミッ...
-
先日、丁寧な仕事をする業務用椅子ブランドメーカーさんが破産しました。 ヨーロッパの曲木の老舗の総代理店としても有名でした。 柄合わせが微妙にずれているだけでも張りなおす現場には関心していましたし、丁寧さで抜群の現場でした。 しかし、兼ねてから私共社内では、ここがダメだねという...
-
今年は、テロの関係で海外出張をキャンセルしまくりで、結果、4月の中国決算報告会の為の董事会で一度いったきり。 イタリア、ミラノサローネは迷いましたが、6月にイタリアの椅子生地メーカー社長と会合があり、プレミーティングしておかないと議題で躓きたくない思いで決行。 ミラノはずっとい...
-
日本では、レジ袋が一人当たり年間300枚とか。 それで、有料化して減らして環境に良い事という。 ちょっと待ってくれ。 その300枚の袋に入れる、買った物のパッケージの量、特に重量比でいったら、レジ袋の300枚はどれだけ少ない事か。 ラッパを吹いてやってくる自転車の豆腐屋さん...
0 件のコメント:
コメントを投稿