Woven City ウーブン・シティ
トヨタ自動車がわざわざ実験都市をつくるというニュース
始めは、日本式の独り占めになって、普及しない技術になりかねないなと思っていました。 実は、もっと日本の現状を表す悲惨な話なんじゃないかと。
2019年末に、新しいレザーを作るために如何しても見ておかなければならないモノ(秘密)があって、フランスはパリに行ってきました。 飛行機は早朝に着いたので、エアフランス・バスが便利で、それを使ってホテル近くへ。 早朝チェックインのエクストラを支払って、一寝入り。 2時間して、地下鉄へ行くとストライキ。 11月からなのでもう終わっていると思い込んでいました。 これでは、予定のモノたちを見られない!! いつもWi-Fiを持っていないので、ホテルのロビーに戻り、Uberをインストール。 Vodafone RedRoamingを使うべき、チャージ。 それから1日半はUberでの移動です。
いざ出発。 ところが、電車もバスも公共交通は全て動かずです。 Uberもアップチャージで、タクシーとの差はそこまでありません。 エアフランスの空港バスは、プライベートなんだよね、、もっと早く気が付けば良かったのです。
それで、皆どうしているかというと、電動キックボードや電動自転車が大活躍しているんです。 早速、アプリをインストールして、レンタル。 キックボードは、地図に、充電状況と何処にあるかが出てくるので、そこでQRを読み込んでレンタル開始。 乗り捨てはどこでもオッケー。 乗り捨てるまでの時間がチャージされます。 よく見ていると、その会社の人が、充電の少ないキックボードを集めて充電基地へ持っていきます。 といっても、その基地も木に電源プラグがぶら下がっていて、その電源も近所の店から引いて、店に電気代を払っているようです。 なんて、便利で、なんて合理的なんだ。 コストのかかる制度に縛られない国や人々だけがメリット享受するわけです。
これ、日本だと道路交通法だとか免許だとかになって、運営にはハードルが高い、借りる側も保険だとかヘルメットだとかハードルが高いわで。 すべてのこの手のにお金がかかりすぎて、無駄なお金を沢山払う。 おそらくあらゆる制度がコスト高、それを税金で賄う借金で賄う。 自己責任で生きるという部分が無い。 自己責任を取らないクレーマーとその対策をする国みたいな構造ではないか。 これでは、あらゆる低コストで不要なシステムを打破する芽を摘むシステムではないか。 誰もが簡単に享受できる、あらゆる良い物が普及するわけがない。
? トヨタの Woven Cityは、規制回避が要因? なんて愚かな結末を誘導するシステムだろうか。 そういうと、日本は道路が狭いからとか、危ないとか。 いやいや視野が狭くて、古きものにしがみつく国民が危ないとおもう。
例えば、Scooという素晴らしい電動車椅子がある。 私は、これを見た時、車いすという定義の必要性に疑問をもった。 制度上、車いすという定義にせざるを得ないだろうが、未来モビリティーそのものだ。 健康な私とて、自転車ではなく、こうした便利な乗って買い物に行きたい。 国の姿勢のせいで、良い国内の企業アイデアが世界競争でハンディを付けられる羽目に。 セグウェイが座るタイプを出した。 国内で、何年も前にそのモビリティの可能性に気が付いていた人たち、皆が、無念だろう。
過度の反応、過度の規制は、入り口を狭くしているようなもので、入るものが少なければ出る結果も小さくなる。 世界競争であり、イノベーションの妨げになるのではないか。
椅子資材開発30年、日本一の椅子資材を開発する部隊の指揮者が、すわる、ねるの2つの姿勢を通して、商いの目で様々な出来事をつづる、思いあるブログ いすのことなら 椅子の張替えの話題や新規の案件、レザーとは、テキスタイルとは、椅子とは、すわるとは、ねるとは、様々な話題で楽しめます。 あしたは晴れかな曇りかな。
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