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2018年8月23日木曜日

マイクロプラスチックは次の犠牲か

海洋汚染の元と言われるマイクロプラスチック問題として、環境団体による次のターゲットが出てきました。 なぜかストローから。 多くの人が疑問な筈です。
紙ストローによる森林破壊や水質汚染、また、エネルギー消費によるCO2問題は何処かへ行ってしまう。 環境問題を取り上げる団体の統一感の無さに、今回も疑問です。

ペットボトルの時には、なぜか繊維で再生しろとなった。 ペットボトル業界の問題だから、ペットボトルで再生するべきだろう。 繊維での再生は、無駄の塊だった。 未だにペットボトル業界は排出する一方だから、あのエコ運動に何の効果があったのだろうか、プラスチックのストローを辞めようという動きに繋がったという皮肉なのか。 紙容器も出てきたが、普及していないのは皆が知っている。 紙も無限ではないのだ。

塩化ビニルが環境問題とされた時は、燃やすとダイオキシンが出るから使うなということだった。 正確には、不適切に燃やすなが正しかったのだが。 その際に、塩分を家庭の低い火力で燃やせば、ダイオキシンが出るという事実が判明したわけだが、今日でも皆が、魚や肉を焼いて食べている。 つまり、致死量でなければ、生で食べるより焼いた方が安全だと明確になっていたわけです。 合理性という言葉が正しいのだ。 取り上げ方で、ニュースは恐ろしく業界を蝕み、反対団体には資金が集まりやすくなることがあるだろう。 対策でNGOの環境団体が設立され、天下り、試験や合格マークを発行する基幹が増え、国際競争力がダウン。 国際団体の定める試験と国内の新設試験のコストが2重にかかる始末。 この繰り返し。 今、塩化ビニルはプラスチックの中ではトップクラスの長寿命で環境にやさしい樹脂とされた。 元々優しいとノーベル賞科学者まで言っているのに、迷惑な話だった。

愚痴はここまで。 実は、元々世界人口に対し、天然繊維ではその人類分の衣料や資材は賄えない。 人口増加と合繊(プラスチックの糸)の増加は、関係があるわけです。 綿を増やせば、土の力がそちらにそがれ、食量が減るようなものです。 合繊なしでは、そこそこ裕福な国民が何着も保有する服分の繊維を賄えない。 一張羅の時代に戻るのか。 人間が豊かになる経済の活動と、そうした人工物は密接な関係にある。 繊維の殆どはプラスチックです。 繊維はリサイクル以前に、使用中に繊維が抜けて空気中に舞っている。 太陽光で見えるほこりがあれです。 あれはマイクロプラの元でしょう。 それで人類が滅ぶ問題があったのか。 

実は、マイクロプラスチックが体内に入っても、排出されるだけであることは知られている。 肉や魚を焼いて食べたほうが安全というくらい常識だろう。 海でつく菌が検出された、だから問題だというが、海の水を祖のまま飲んでいる人は%で言えば、いないと一緒。 水自体、熱処理やフィルターを通している。 そのまま飲んでいる人がいるなら、そこを解決する方が正しく合理的だ。

そのうち、皆さんに服は1着だけ買って良し、買ったら最低5年は着ろとなるのか。 サステイナブルという言葉が環境で良く使われているが、マイクロプラスチック問題とされるものが、人類増加の問題とできるのか。 ストローの次のターゲットを静観したい。 

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